せきやくしゃみが出るならマスク
紫陽花の咲く季節になりました。隣町の旧澁澤邸の飛鳥山は、桜の名所であり紫陽花も名所です。さてもうマスクの話はしたくは無いのですが、なんと訪日外国人に強制する話になっています。先日来日したバイデン大統領も黒いマスクをしていましたけど、大谷選手が活躍する大リーグの映像で確認するかぎりもう誰もマスクをしていません。大リーグは全米を転戦しますので、本拠地のカリフォルニア州アナハイムだけが特別ではないはずです。
マスクによる感染予防効果については、2020年2月頃に東京都医師会が提示した内容に尽きると思います。「咳やくしゃみをしている方はマスクをしてください。マスクがないときに咳をする際は手や腕で口を覆うことを励行してください。いま健康な方がマスクをすることは予防上どのくらい効果があるのかは分かっていませんし、よほど密着して付けないと、隙間があると空気は入りますから予防という観点ではあまり意味がありません。」という話でした。
この背景には、世の中からマスクが消え始めて入手が難しくなる状況があったので、必ずしもマスクが必要ではないという配慮があったのは承知しています。それでもマスク、マスクと言い出したのは、要は外圧でした。CDCのファウチ博士らが陣頭指揮をとって言い出したことに連動している事や、その裏では世界中からマスクを買い占めて生産を独占した中共のことなどがあったのは、当時もここで明らかにしました。
さて、コロナ禍も峠を越えて、世界中がもうマスク、マスクとは言っていませんが、昨日の訪日外国人に対する話にしてもそうですが、日本政府にやめるつもりは無いようです。ワクチン接種を続けるにあたり恐怖感を保ちたいのでしょう。今月20日前後は、熱中症のリスクを踏まえた発言もありましたが、日本医師会、東京都医師会、首相、厚労大臣とその発言のニュアンスには差がみられます。
それでも屋外でする必要はないという意図はみられますし、室内であっても他人との距離が離れていれば構わないということでしょう。現実、いまでも飲食店では入店時に着用をお願いする張り紙がありますが、それは入店時に限られたことで、店内ではマスクを外して卓を囲んで談笑する姿が普通に見られます。
そして昨夜の話ですが、近い方のサミットにマスクをしないで行きました。今週度々そうしてるのですが、昨日に限っては店内放送で、流石に指しする訳ではありませんでしたが、「感染症対策にマスクの着用をご協力ください」というアナウンスが入りました。たぶん他のお客さんからクレームが入ったのかも知れません。それでも、売り場の店員やレジでも誰からも面と向かっては注意はありませんでした。
ちなみに一個人が面と向かって注意する場合は、気を付けないと注意した側が犯罪になります。マスクを着けて欲しければ、施設管理者に相談して言ってもらうようにしましょう。そうしないと場合によっては2年以下の懲役になります。この国ではそれだけ他人の自由を制限することは難しいです。政府は着用を法的に義務付けてはいませんので。