マスクの気合が大事だそうで

 気温がぐんぐん上昇して25℃に達するかの勢いです。開け放っている入り口から入る路面の反射光が眩しいです。週末の商店街はベビーカーと一緒の家族連れが目立ちますが、駅に向かう人の流れが盛んです。その一方で、他所から商店街に散歩にくるのが期待されます。

 コロナ禍は2年半を過ぎようとしていますが、医師会や政府からのアナウンスを聴いて感じるのはつまるところ「コロナパンデミックはやめませんよ」という主張です。海外ではほぼ終焉している国もあるのに。そもそも日本は、元からパンデミックではありません。今は弱毒化したオミクロン株でPCR陽性者は急増していますが、それでも過去一年で、餅などを喉に詰まらせた窒息死の死亡者数とぼぼ同数なのは変わりません。

 では、コロナが終わった国々に何か特徴があるのでしょうか?まずおそらくワクチンが原因でしょう。ブースターを繰り返せば繰り返すほど、新たな変異株の流行を招いているのが、接種時期と陽性者数の波の高さからグラフで読み取れるのは世界中のデータで明らかで、ワクチンを止めた国は終焉を迎えています。

 それから、日常的にイベルメクチンを使う国では流行していません。感染初期はウイルス量が盛んなので、その初期に抗ウイルス薬を服用できるか否かでその後のCOVID-19の病態が決まります。日本の場合は保健所からの指示待ちが為に、治療の遅れが重症化を後押しするケースが少なくありませんでした。日頃から虫下しを飲むような途上国の方がかえって軽症で済んでいます。

 勿論、過信してはイケませんが、今日までに分かっていることでもう十分にコロナ禍を終わらせることは可能でしょう。ここで常々言っていますのは、国家主導による一切の感染症対策は止めてしまった方が良い結果を生むでしょうという事です。自然免疫と必要ならクリニックでの投薬で十分対応出来そうです。インフルに必要ならタミフルを使うように。

 さて今回またコロナを取り上げていますのは、昨日の松野官房長官の話があったからです。この暑くなってきているのに、またマスク、マスク、と言っているからです。そしてその前段として、20日に日本医師会の中川会長が「まだマスクを外す時期ではない」と言及したからです。

 この会長の話を、よく聞いてくださいね。マスクが物理的な感染防止効果があるとは一言も言っていません。「マスクを着用するといった公衆衛生の意識の高さが感染拡大を抑える効果があった」というのです。公衆衛生の意識、つまり気合の話ですね。昭和のスポ魂です。その気合の象徴としてマスクの効果が絶大だから外すなよと言っている訳です。医師会の会長が‼

 それをまた一国の宰相が、専門家が言うのだからと効果があると受け売りしているのが、この国の感染症対策の実態なのです。そうしてお祭りを盛り上げて、この間、77兆円ですか!陰謀論者が、金儲けと人口削減にコロナが利用されていると言うのも無理はありません。ですからもう、あらゆるニュースは疑ってかかる方が良いとなるでしょう。