屍をのりこえた挑戦

macro photography of tree

 また梅雨らしくハッキリしない天気です。締切を目前にして目録の原稿をなんとか完成させて滑り込みセーフで間に合わせました。次回の我楽多市展は7/29(金)~30(土)の開催予定です。これを持ちまして当面は休会になります。はっきり申して高齢者を中心にワクチンの影響で社会活動がしんどくなったり、最悪はどんどんと亡くなられていますので、紙の目録で会期の限られた古書展のような純アナログな方を相手にする方法は急速に萎んでくるでしょう。

 ワクチンの死亡事例については、3回目接種での死亡事例が出ていることに加えて、とうとう子どもたちの中からも死亡報告が出てきています。傾向として大人は接種を重ねると副反応が重篤であり、若い人は1回目から被害が出ることが多いようです。そしてもっと恐ろしいのは、接種後しばらくして様々な症状が現れても因果関係はなかなか断定できないことです。ただでさえ死亡者は、厚労省へ報告のあるよりも10倍はいるとも言われていて、その上、持病の急変などもありますので、被害実態は掴めていません。大雑把に言えば、超過死亡数の分だけ被害があるといってもそう遠くはないと思われます。

 今回、ワクチン議連の立ち上げに際し、自民党の山田宏議員の参加が阻まれ、与党議員不在の議連となりました。山田議員の様な自民党を中から変えようとしている良心派の議員でさえ、自由に振舞えないほどの圧力がかかっているのでしょう。生活者の実態に寄り添えないのが今の与党の政治だと思われても仕方ありません。その点、公明党も一緒で、長年の学会員さんのなかには、コロナ対策に納得が出来ずに今回は参政党に入れたいという人も少なくないと聞きます。

 いま地上波では、岸田政権の支持率は60%を超えるという報道があります。それに対して自民党の和田政宗代議士などは、参政党の評判が高まっていることに言及して、自民支持のコアな保守層の票が参政党に流れることを懸念しています。それも当然です。コロナ対策に始まり今回のワクチンの問題に至って多くの国民がもう、既成政党に対する政治不信を募らせているのです。

 あるいは物価高騰、ガソリン税、食糧問題などなど経済面に立ちこめる暗雲にどの政党も使い古された減税などの言葉しかなくて、無策としか思えません。そこで、いまの政治家たちに答えがないのであれば、国民ひとりひとりの叡智を集めて新しい政治に置き換えてしまわないと、もう間に合わないという思いが、参政党の躍進に繋がっているのでしょう。

 つまり参加できる政治をつくる政党というプラットフォームの提示と、次世代のITと期待されるブロックチェーンによるウェブスリーによる電子通貨の発行という新たな経済基盤・社会基盤を構築するといった未来志向があるからです。つまり参政党は単なる保守政党とばかりは言えないでしょう。新しいデジタル技術を用いたアナログ社会の実現、伝統文化の継承、地方の復興、教育や食と健康という日本人の原点回帰を希求する国民運動といえるでしょう。

 ぱっと出で、選挙に出たと思われるのはお門違いでしょう。今までの新興政党のように単にマニュフェストを問うたところで、政策は党員が逐一揉むのですから直ちに単純な答えが出てくるとは限りません。まったくの別物だから我々も期待するのであって、マスコミ各位はよく勉強して置いてください。下馬評では既に1議席は確実ですから。