コロナに都市封鎖は効果ナシ

brown wooden house covered with snow near pine trees

 また冷たい朝になりました。札幌は記録的な積雪で交通に混乱が生じた様です。ここは少し住んだことがありますが、ロードヒーティングなど都市部は雪国ならではの設備が充実していて万全です。あるいは地下街が発達していて大雪でも都市機能が損なわれる心配はありません。ところが今回は、郊外からのヒトやモノの移動には支障をきたす積雪量だったのかも知れません。

 さて、また呆れた報告がありました。

 ジョン・ホプキンス大学が今月になって今更のように発表したのがコレです。死亡者数を0.2ポイント引き下げたに過ぎず、ロックダウンはほとんど意味をなさなかったという話です。そもそもが先日、CDCのワレンスキー氏が「コロナ死の75%以上は、少なくとも4つのうちの何らかの併存疾患のある元々体調不良の人でした」と発表したばかりです。

 この4つの基礎疾患についての個別な言及はありませんでしたが、日本で聞く話を考えあわせると末期がん、糖尿病、あるいは病的な肥満など、重篤な成人病が主であることは容易に想像がつきます。慈恵医大の大木先生は、当初日本で亡くなられた4000名は末期がんや痴呆症など移動が出来ずにコロナの集中治療室に運べなかった患者さん達ですと明かしています。既にイタリアでは死亡者の13万468人のうちコロナだけが原因で亡くなったのは3783人と大幅な下方修正を公表しています。

 つまり健常者がコロナに罹っても亡くなることは、ほぼほぼ無いうえに、都市封鎖も無意味ということです。ですから、まん防をしても医療逼迫にはほとんど効果はないと思われます。この指摘を以前からしていた専門家もありましたので、為政者は相当悪質であると思わざるを得ません。

 そしてワクチンです。もともと武漢型に対するmRNA製剤です。オミクロン株には効きません。アナフィラキシーや心筋炎の副反応はもう明らかになっています。抵抗力が落ちますので変異株には罹り易くなって、かえって他人にもうつします。そして一番問題だと思うのは、免疫機能が狂ってしまいその他の感染症に罹り易くなったり、持病が悪化することです。

 例えば、石原元都知事などです。残念ながら寿命期にあったとは思いますが、再発した膵臓癌でお亡くなりになりました。これをワクチンのせいだと断定は出来ません。元々の持病が進行することをたとえ死後解剖したところで個別の証明はできないでしょう。現在のところでは、超過死亡数にその兆候が見られるのがせいぜいです。後の世になって、統計的にハッキリしてくるのでしょう。

 さて話を戻して、コロナに都市封鎖は無意味という話。今回のコロナではそうだったということです。クラスターを囲い込んでウイルスを撲滅させるやり方には適さなかった訳です。他方、炭疽菌やエボラウイルスだったらどうしますか?これには今回のような対策をもっと早期に徹底せねばなりません。ですから未知のウイルスに対する初動は同じですが、一度走り出すと修正が効かないのは困りますし、今後別の病原体に対しては改めて徹底してもらいたいと思うのです。

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