御乗りください

yellow train

 今日も朝から冷え込んでいます。雪国は大雪になっていると聞きます。こよみは立春を過ぎてもこれからが極寒のピークでしょう。今日は底冷えの対策に厚手の靴下を重ねて履いています。

 さて最近はYouTubeでも地上波のニュースを切り取って各局がアップしていますので、テレビを見ていなくても世間のニュースの報じ方を知ることが出来ます。さすがに今日まで投資されてきただけあって、番組の構成等々たいへん立派な訳です。

 その一方で、ネット専門のチャンネルは現場の個人の声など、一次情報ないしはそれに近い発信を発見できたり、同じテーマについて海外での報じ方を知ることもできたりします。それはつまり地上波のニュースにバイアスが掛かっていることを知る結果にもなるのです。そこで感じるのは、日本の一般市民はどんどんと、置いてきぼりにされているなぁということです。あるいは言語の壁がその閾値を上げていることも感じます。

 さて先ほどまた、ネット掲載品に対してお問い合せの電話がありました。当方は元来がアナログ人間ですから、電話で聞かれるのは全く問題ありません。商品内容についてのことであれば尚更、電話でお答えする方が速いでしょう。

 しかしながら以前もここでお話しした通り、ご注文を電話で済ませたい向きには当店としてはお断りすることにしています。当然可能ですが致しません。他店をお尋ねください。つまり、ご注文が重複する危険性など事故の恐れがあるのは当然ですが、システムが構築されているという事象にかかわる多くの方々の努力、その時間やお金や労力、その成果としてのインフラに対して失礼極まりないことだからです。駅まで来ておきながら新幹線ではなくて馬で行ってくれと言うようなものです。

 今日の日本の惨状、つまりデジタル社会への移行で遅れをとったが為に後進国へと転落したその一部始終を見ている者として反省と遣る瀬無さがあるのです。なおも学術や技術は最高であるにもかかわらず・・・。ひと言で言えば老害の極みなのです。年寄り優先の社会観が若者を殺します。ワクチンもそれでしょう。インターネットを使わないのは別に自由ですが、閲覧だけであとは紙の目録と同じように注文したいという話は、他でお願いいたします。