自然免疫を賦活させる

 このところ急に冷え込んで来ました。10月も後半で秋が深まる訳ですから、今までが異常に暖かかったということでしょう。昨日は午前中の雨が止んで無事に店頭に展開することが出来ましたが、曇り空の中、開店時間を引っ張ったのがいけませんでした。いきなりザーッと降り出して、しかも気がつくのがほんの少し遅れましたので、一部商品をダメにしてしまいました。

 さて、シカ先生のニコ動で知りましたが、恐れていたことが現実になって来ました。それは、英国ではワクチン接種済みの方が感染リスクが2倍になっているという統計が出たことです。事はボッシュ博士の懸念した通りになっています。

 つまり、『変異の早いウイルスが蔓延している状況で一斉にワクチンの集団接種をしてはいけない』という最新の免疫学が示す禁忌を犯した状態にあり、接種済みの各自の保有する抗体は旧株に特異的に効く状態にある反面、本来備わっている自然免疫は後退していますから、新株や亜種の流行には弱いという状況です。

 英国の統計が直ちに日本の現状を反映しているとは言い切れませんが、このメカニズムは変わらないでしょう。むしろ日本人の方が元々の自然免疫で駆逐出来ていたがために世界でも被害が最小だったのに、その自然免疫がワクチンのせいで後退してしまったとしたら大変です。

 また自然免疫の後退が、コロナ以外にも全般に及ぶ可能性が懸念されています。既にヘルペスの帯状疱疹などの患者が例年よりも増えていることから、その疑いが指摘され出しました。その一方、感染増強抗体すなわちADEによる被害報告はありませんので、3回目の接種などを含めてワクチン行政を見直すのは今のうちでしょう。

 この際ですから言及しておくと、当初、mRNAは自身のDNAに組み込まれることはなくて、リボゾームで一定期間に繰り返してスパイクタンパクを合成したのち分解されてしまうから心配ないとされていました。つまり逆転写は起こらないと言っていましたが、ところが最新の研究では既に逆転写を誘導する酵素が発見されています。

 そもそもADEは起きないとして接種が進んでから、大阪大学医学部で感染増強抗体が見つかったのは記憶に新しいですし、まだまだ未知のことが起こるのが最先端の医療です。それでなくても今、一次的な副反応として心筋炎がクローズアップされて、北欧4カ国では若年層の接種が中止されました。

 この心筋炎について、先ごろ厚労省は、ワクチンの方が、実際にコロナで心筋炎になった事例よりも少ないと思わせるような統計資料を示していますが、大変悪質な報告です。一旦予算を取って進めている業務について見直しや後戻りをしないのが、官僚の欠点だと思いますが、嘘に嘘を重ねるような事はいけません。

 さて、昨日の岡本候補の演説でも、東京都北区の接種率は1回目は既に75%の方が終えていて、8割の方が2回とも済ます日も遠くありません。実はウチでは直近のコロナ情報を貼り出していますので、昨日も2回打ったけど報道ではよく分からないとお客さんからご質問がありました。現状で起きていることや3回目についてはよく考えるようにお伝えしています。

 そして多くの方が接種済みなので、これからは自然免疫を賦活させることが肝要でしょう。新陳代謝を高めてデトックス効果により、ワクチンを解毒していくような食生活が重要に思います。そこにはそれぞれの個人差がありますから、発酵食品などご自身にあったものを見つけるのが大事です。

 ブレークスルーという言葉が無神経に使われています。すなわちワクチン本来の意味を成さないというのに。ですからワクチンパスポートも意味がありません。それなのに未だ世の中はワクチン幻想の夢を見続けて思考は停止しています。ワクパスこそ行政の無駄です。そういうものは尻目にして、自分の身は自分で守ることですね。