その従順さに辟易します

 コロナの全数把握は既に破綻しているとは、昨日の東京都医師会の記者会見であったようです。何を今更、まえまえから申している通り、今日の対策を続けていれば保健所が逝くのは十分予想できました。

 そもそもオミクロン株以降、BA.5に至っては、既にウイルスは常在化しており、武田先生の例えを借りれば、「風呂上がりに体を冷やすと風邪をひく様に、家で誰も発症していないのに罹るのは、かぜウイルスが常在しているから」に他なりません。

 その様なウイルスが常在する環境下で、検査数を上げれば上げるほど陽性者数はうなぎ上りになるでしょう。ケガや熱中症などで救急搬送された人が検査で陽性となったりと藪蛇を演じているのです。ウイルスの死骸でも陽性反応はでますからもう、訳が分かりません。それでまた交通事故死であってもコロナ死にカウントされ続けています。重症率よりも死亡率の方が高くなるといったおかしなことが起きています。

 もはや粛々とマスク生活をしているだけではイケません。医療が、行政が、政治が、マスコミが狂っているのです。それに気づいた者からノーを言わねば終息しません。欧米では各地で大規模な市民デモがあったおかげでコロナを卒業しました。従順にワクチンの追加接種を重ねる限り、感染もし易くなってエンドレス、日本のコロナ禍は終わりません。

 それとこの毒ワクチンです。追加接種を続けていくと老衰も含めてあらゆる病気でドンドン人が死にます。後遺症になやむ方も増えてくるでしょう。そういうなかで、台湾有事の危険が言われ始めましたが、自衛隊の実力を世界有数と誇るかたも居ます。確かにフル装備で体調も万全ならばそうとも言えるのでしょうが、果たして有事の緊張状態でワクチン接種済みの隊員が十分働けるのかはやってみないと分かりません。

 そうでなくても、警察や消防といったエッセンシャルワーカーに4回目接種を徹底するかの小池都知事の話もありましたが、そんなことをしたら人的社会インフラに大きなダメージを与えるでしょう。ところが政府は、武漢&BA.1の混合型をエッセンシャルワーカーに義務づけるのではないかというのが、シカ先生の推測です。

 何れにせよ、ワクチン未接種者と、8割の接種者うち影響が少なかった者と、ある試算によれば現在の人口のうち約46%前後の人数でこの国を支えていかなければならないと聞きました。暗澹たる思いです。