静観するほかありません

 今日も暖かいので重ね着を1枚少なくしました。桜の開花が待ち遠しくもありますが、花粉の季節でもあります。花粉症のかたは当然としても、近年の花粉の飛散量はバカになりませんので、云わばその埃によってくしゃみ、鼻水、涙という症状はアレルギー体質でなくても誰にでもあり得る、それほど飛散しています。これは林業の喪失によって植林した杉が放置された結果ですから、まさに人災です。

 花粉症については、体の冷えが誘因していることも見逃せません。冷えは万病の素です。43℃程度の熱い風呂に入るとか、頭寒足熱を心掛けるとか、南国フルーツや生野菜サラダを控えるとか、工夫をすれば花粉症も少しは改善します。だいたいが見聞きしていると若い女性に多いのが、シャワーしか入らない、朝食は果物とヨーグルト、履物は足の甲をさらすパンプス、などなど冷え性が恒常化する生活習慣ばかりです。減塩食もダメでしょう。日本人の場合、食塩摂取と血圧が相関するのは人口の2割程度に過ぎないと言われます。ミネラル欠乏も万病の素です。

 さて、昨夜の青山繁晴参院議員の動画発信によれば、プーチン氏が小型戦術核を使う可能性を懸念していました。電撃的にキエフを落とすことに失敗したので、戦況が膠着していますが、やや露軍が撤退する姿勢もある様です。撤退したところに核を打ち込む恐れがある様です。一方、米仏が自国民にロシアからの退去勧告を出したのは、万一の場合はロシア本国に報復の核を打ち込むというメッセージらしいのです。

 現段階では、ウクライナの頑張りに、ようやく独も武器を供与し始めるなど、プーチン氏が国内外ともに孤立を深めていますが、極まって暴発しないことを思います。NATOは一枚岩ではないと思いますので、拗らせたら大変です。天然ガスの依存度などで足並みがそろうとは限りませんし、国際金融資本の手口を快く思わない勢力もある様なので、混乱に乗じてプーチンに同調する者も出るかもしれません。そして底流には宗教の影響も否めません。カトリック、プロテスタントそしてロシア正教と、異教徒ではなくて同教の異宗派の方が仲が悪いのは世の常ですから。ネオコンに同調している日本ですが、くれぐれも巻き込まれないで欲しいです。

 それからウクライナについては、現大統領がユダヤ系でもわかる通り、あるいはバイデン氏の息子が重役に名を連ねる企業があったり、国の主要な部分はウクライナ人の手中にはありません。もともと兵役の義務のある国家ですから、一般男性の国外退去を禁じて銃を取らせるのは尤もなのですが、連中はウクライナ人を盾にして戦争というマネーゲームに着手していることを思わねばなりません。ひとりひとりのウクライナ人に渡れば良いですが、義援金など送ったところでどうなっているのか分かりません。露宇どちらにも距離を置いて静観するしかございません。