免疫不全症候群

 ここ連日、北国の大雪の知らせとともに関東平野もすっかり冷え込みましたが、寒風も止んでやっと落ち着きました。今日は2月22日、竹島の日です。竹島は自衛隊発足の直前に収奪され島根の漁師さんなどが殺されました。以来、実効支配の手を離れていますので、長引けば長引くほど国際世論から見れば、諦めたと思われても文句の言えない状況になりつつあります。

 その際、国家として奪還の意志を示し続けるのが肝要ですが、多くの国民の関心が向かない様に、今日の式典すら島根県に振ってしまっています。加えて、教育の場では、近隣諸国条項というバカな足かせを掛けたため、この様な問題を正面から教えていないのでしょう。官民ともども対中対韓経済優先で来ましたが、このままで無事に済むのか分かりません。しかし金儲けのためなら靴を舐めるような姿勢はもう止めないといざというときに何処からも信用されないのではと心配です。

 さて経済について、このところのガソリン価格の高騰は物価に影響し始めました。このような物価上昇は好景気を反映したものではありませんので、小売業者にとっては厳しい状況です。ガソリン価格には多分に税金が含まれるため、原油価格の急騰などには所謂トリガー条項という安全弁が働いて税額が減免する仕組みがあり、直ちにガソリン価格が急騰しないようにしていました。ところが東日本震災以来、このトリガー条項が凍結されたままになっていますので、今回、見直しが急がれています。

 そして国会で珍事が起きました。このトリガー条項の解凍を前向きに進めることを前提に、野党、国民民主党が来年度予算案に賛成しました。野党が予算案に賛成することはめったにありません。先の総選挙で野党共闘から袂を分かった国民民主の玉木氏ですが、維新と同様に憲法改正の議論を進める考えを示すなど、これまでの弱腰なポジショントークしかしない印象とは変わってきました。Re:Hackでひろゆき氏と成田教授と対談した動画をみても一皮剥けた感じです。

 しかしながら、小児へのmRNAワクチンを進める既成政党には変わりないのでした。これまでmRNA製剤によるワクチン接種については、大きく分けて4つの懸念を見ています。

  • mRANを包むナノ粒子のアレルギー反応によるアナフィラキシー
  • スパイクたんぱく質による血管内皮細胞や心臓、その他の臓器への傷害、血栓症
  • 中和抗体を超えた感染増強抗体ADEの発生
  • 自然免疫等の細胞免疫の抑制による免疫不全

 現在の政治の一番の急務は、ワクチン行政の見直しです。このままでは特に4番目の懸案で、現在及び将来の国民の健康と生命が危ういのです。どんな善政を為そうとも健全な国民が不在では意味がありません。そして既成政党は闇を抱えていて、まったく動けないのが現状ではないでしょうか?自民党の失墜は予想されますが、だから維新や国民とはならないのが、一連のコロナ対策に相乗りする姿に思います。ワクチンが遅いと突き上げている共産や立民は論外ですしね。

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