遺伝子組み換え人間

 昨日は早々に店じまいしました。というのも強烈な睡魔に何度も襲われて仕事にならなかったのです。睡眠時間は充分とは言えなくても摂っていますので、このところ眠りが浅かったせいかも知れません。そこで昨夜はさっさと眠りに付きました。泥のような深い眠りを得て、やっとスッキリしています。

 さて11月も半ばを過ぎて、風邪の季節となりました。はやり病は落ち着いていますが、北海道では少し陽性者が増え始めたらしいです。季節が先行する地域の情報ですから注目しておきます。日本はワクチンが悪さしなければ沈静化に向かっている気がしますので、もう慌てる必要はないと思います。未成年者や学童のワクチン接種は様子を見た方が良いでしょう。

 WHOに献金し、製薬会社に莫大な投資をして、事実上この世界のワクチン政策を差配してきたビル・ゲイツ氏ですが、今回のmRNAワクチンについて事実上の敗北宣言をしています。「感染を防ぐワクチンはありませんでした。健康に寄与しますが僅かに感染者を減らすだけでした。」と。

 しかしながらもっと言えば、これだけ副反応の酷いワクチンも史上初でしょう。もしも数年かけた治験をしっかりとしていれば、実用化されなかったかも知れません。それから高齢者の重症化には寄与したことになっていますが、本当はそれすら怪しいのでした。

 もともと最初にお亡くなりになられたのは、どんな病気であれ罹ってしまうと命に関わる方々でした。日本で初期の死亡者のうちの大部分の約4000名はICU集中治療室に運べない、寝たきりや認知症、末期がんなどの方々で、罹った施設でそのままお見取りした数です。

 そういう特別に弱い立場の方々がいなくなった状況からの、ワクチンの効果を統計立てても実態とは違います。またウイルス自体も弱毒化していますので、時間と共に重症化しなくなっています。そもそも95%の有効率を謳った時点からして、数字のマジックがあり、実際は大多数の人にとっては接種してもしなくても効果は変わらないものでした。

 だからと言って全く無意味だとまでは言いません。mRNAワクチンによって、遺伝子情報を送り込むことで人体を改変させる可能性を実証しました。今後、難病の治療に応用されることになるでしょう。但しそれは遺伝子組み換え人間の登場をも意味します。悪用されないことを願うばかりです。

十条

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