ハタチ以下にワクチンは要りません

 残暑厳しいですが、夕方になってコオロギの声がしてきました。思えば蝉の声は聞かなくなりました。暑い最中でも確実に秋が近づいてきました。しかしながら日中の蒸し暑さでは、週末にもかかわらず商店街の人出は少なめです。

 さて、このところ一番ビックリしたことに、渋谷のワクチン接種会場に若者が殺到した事です。順番を待たずに受けられるのが売りで、ところが開場前から多くの若者が並んだ為、実際には行っても受けることが出来ない事態が生じたそうです。

 確かにマスコミの風聞では、若者の重症化率が上昇しているとか、無症候の若者がウイルスを媒介していることになっています。しかしながらそれを否定する情報は、ネット上には溢れており、それもウイルス学者や医学者の意見も散見されます。

 若者にとっては、ウイルスとワクチンを較べれば、ワクチンの方が危ないという答えに至ると思っていました。特にハタチ以下では明かですし、ベネフィットがあるとすれば40〜85歳と考えられます。

 そこで今日の現象を思うと、これは緊急事態宣言の反動に他ならないと思い至りました。この1年半の行動抑制が、若者をワクチンに向かわせているのでしょう。若者を自殺に向かわせるまで追い込んだ結果なのだと思いました。

 事実、厚労省発表の人口動態調査を追ってみると、東日本大震災の人口減に匹敵する状況になっていて、原因は病死ではなくて自殺者数の急増によります。そこで皆がワクチンを打って、ワクチンパスポートを持てば行動制限が解かれて、イベントも再開され経済も回るという風に考えたのでしょう。

 この現象を目の当たりにして、おじさんはショックを隠せません。このコロナ戦争およびアメリカの衰退による社会崩壊はこの先10年はかかると見ています。さらに10年で復興を果たせば、また明るい日本を取り戻せるのではないかと、未来に期待するのですが、若者の無事がないとその将来に陰りが出てきます。

 そしてまた、事態は次の局面に進んでいるのを予感しています。マローン博士の発信で気が付きましたが、子どもの感染症にRSウイルスという風邪があります。毎年一定数の子どもが罹り、流行することもあるそうです。そこで米国ではRSウイルス感染をコロナ感染にすり替えて、子どものワクチン接種を進める動きがあるそうです。

 日本でもそれと一にして、子どものコロナ感染を報道し始めました。子どもの場合、自然免疫が盛んなため、SARS-CoV2に対するリスクはほとんど全くありません。しかしながら無症候で感染を拡げるというお得意のパターンで、ワクチン圧力を高めていくのでしょう。

 自然感染の場合、SARS-CoV2に対するIgG抗体は4種類できあがると確認されています。もちろん鼻腔や咽喉部の粘膜の初期感染でIgA抗体が働きますから、その情報がフィードバックされて腸内の免疫管理システムで統合的に働きます。自然免疫、細胞免疫、液性免疫と多重防備が働きます。日本人の場合は過去のコロナウイルスの感染履歴がT細胞に残存していて、交差免疫も発揮します。

 つまり、SARS-CoV2が弱毒化している現状では、旧株のワクチン抗体のたった1つのIgGよりも、罹った方が回復して強力になります。スウェーデンは国策としてこの道を選びました。ところがボッシュ博士が懸念しているのは、今回の集団接種はやがて旧株抗体の特異的な感染以外には反応しない体になり、本来の免疫が働かなくなる可能性とスーパースプレッダーを生む危険性が高い事です。この件に反論できる専門家はまだ誰もいないと思います。

 万が一そのような事態になったとしても、被害者は中高年で十分です。たとえ感染しても死なないことが明らかな若者や子どもに、この恐怖のワクチンリスクを負わせてはいけません。

 今、政府が率先して取り組むべきは、若者に対する生活保障です。そのために国債をいくら使っても構いません。自殺者を減らさないといけません。ハタチ以下にワクチンは要りません!!