政府はもっとお金を使うべきです

 ちょっと動くと全身から汗が吹き出します。今度の月曜は出張買取に伺う予定でそこそこの物量を作業するでしょう。額から滴る汗で本を濡らさないようにねじり鉢巻かバンダナが必要ですね。

 感染力で席巻したデルタ株ですが、ピークを過ぎたのではという声も出てきました。統計で見る限りでは、死亡率は高くありませんでしたので、やはりコロナは暫時、弱毒化していると思われます。

 夏風邪の流行時期に、オリンピックの影響による入国者の流入が重なって、陽性者が増えたのかも知れません。検査数も増えていた様ですが、オリパラ関係者の度重なるのべ回数もあると思いますので、分母が増えた話はあまり重要視しません。感染力のため数で中等症が急増したので、これまでの医療体制では間に合いませんでした。

 変異とともにウイルスの性格も変わりますので、医療はそれに対応するだけの余力を持たないとだめですね。コロナ禍の直前までは、公的な赤字病床を減らす話でしたが、政府や自治体が赤字事業を受け持つ重要性が示されたと思います。

 これは建設事業を見れば、社会的にも明らかに仕分けされています。建築学科と土木学科という風に。ビシネスとして成立するものは建築、それ以外の道路や橋、治水や港湾などの建造物は土木つまり公共事業です。ですから建設国債なる財政政策が存在します。

 ところが、戦争の反省をしすぎて、憲法九条からの縛りで、戦費調達等に利用できないように建設国債以外の国債は原則として容易に出さない様にしてあるのが、戦後体制です。またプライマリーバランスの黒字化という幻想を増税理由に使っているため、積極的な財政出動論にいつもブレーキがかかります。

 政府の帳簿を黒字にしてどうするのでしょう。日本の場合は、赤字国債は赤字のままで良いことを知らない人が多すぎます。これすなわち金融緩和や財政出動の記録であり、言い換えれば通貨発行の履歴に他なりません。

 アベノミクスでは、金融緩和や株価を買い支えるなどの政策で経済を好転させましたが、その恩恵は大企業すなわち外資に吸い上げられるグローバル政策のため、庶民が潤うトリクルダウンが実感できませんでした。

 需要が低下している今、コロナで病床が不足したことを経験にして、儲からない事業でも公共サービスとして必要なものからドンドンと財政投資をしてもらわないと困ります。改革ばかり声高に言われますが、例えば科学技術費など単純に倍増したら良い政策が多数です。将来役に立つ研究だけ予算をつける、すなわち儲からない研究には科研費を出さないなどとケチくさい事ばかりやっているから、発展しないのです。。。