次世代型イベルメクチンの光と影
昨夜は、ちょっと買い物に出た時にウチの前の一方通行を逆走してきた車とトラブルがあり、お巡りさんを呼んだりして早朝までかかりました。午前中は雨も激しかったので休ませてもらい、午後ゆるゆると始めたのでした。
雨の合間ではありましたが、それでも度々の雨に店頭のワゴンを養生する感じで、まったく乗り気のしない1日でした。そんな中でしたが、いつもピンと来たものをまとめ買いされる常連さんがいらっしゃいました。
何か最近の時事問題を扱ったものはないか?と聞かれまして、あいにく入荷が無かったので、先日からパラパラと読み始めているウツミンの「医師が教える新型コロナワクチンの正体」をチラッとお見せしたのがいけませんでした。
先週10日に出版されてAmazonなどでも話題になっている本ですが、今日まで色々とかき集めてきたワクチンの情報を取りまとめるのに、ちょうどいいと思って読み始めたところです。これからが本題だったのですが、、、読みたいと仰るので気安くお譲りしてしまいました。
ところが買い直そうとすると、Amazonなどのネットでは既に入手不能、都心の大型店の一部は行けばまだ平積みがあると分かりましたが、ちょっと出かけるのは面倒です。今夜続きを読みたいので、ちょっと近場で、赤羽の文教堂に電話をすると売り切れ、残るは王子ブックスでしたが電話では奥さんじゃ分からないとかで、店を閉めてからすっ飛んでいくと最後の1冊がありました。
さて、ワクチンの接種に加速がついてきた日本を尻目に、世界は次のステージに入っています。つまりイギリスなどの再感染やデルタ株と言われるインドの変異株です。今回提供されているmRNAワクチンは、当初型には目覚ましく効果を発揮しますが、どうやらG・ヴァンデン・ボッシュ博士が懸念したことが現実になって来ました。
接種が済んでいても①発症はしなくても再感染はするため感染者数は減らない②変異種に感染すると感染増強により重症化する③自然免疫が後退するので他の感染症のリスクが高まる、、、という話だったかと思います。
そこで、改めてウイルスをブロックしたり増殖拡散を防いだりする様な特効薬に注目がいくと思われます。当面はイベルメクチンやヒドロキシクロロキン、あるいはアビガンなどに声がかかるのでしょう。その一方で新たに、Meiji Seika ファルマが北里研究所と共同で次世代型イベルメクチン誘導体を用いた新薬の開発に着手した様です。
たいへん希望のある話ですが、新薬ですから3段階の治験は必須でしょう。現在、イベルメクチンは2段階目を終えようかと聞きますので、まずはそちらをもう承認して欲しいものです。一方で新薬は8〜10年はかかるでしょう。光は見える一方で、そんな気長な話でも採算があうと踏んだと見える点を裏返せば、このパンデミックはさらに長期化すると予測されていることがわかります。
伊達に不完全な遺伝子ワクチンを広めたことで、感染症蔓延の世界がしばらくは終わらないのでしょう。