モンタニエ博士もワクチンに懸念

 金曜の夜は、急にフライドチキンが食べたくなって、自転車で王子まで行きました。するとケンタの前には長蛇の列です。毎月28日はトリの日で特売日なのを知りました。久々に駅前まで来ましたので、飲食街をぐるっと一周してみると、酒類を提供しますとボードを出す店は1店だけ、多くの居酒屋さんは休業されています。串カツが開いていましたが、お茶で串カツでしょうか?

 さて東京都の緊急事態は6月20日まで延長です。実際のところコロナ病床は4割ほど余裕があると聞いていますので、延長に意味がないような気がします。意味がないことをやっている証拠に、6月1日からは古本屋に対する休業の協力要請は、時短要請に変わると組合から連絡がありました。

 6月25日から7月4日の投票日まで、東京は都議会議員選挙です。つまり事前の政治活動などで会場に人を集めることができない様に、都知事はなるべく現職に有利になるようにギリギリまで制限をかけたことになります。自団体の都民ファーストの凋落が予想されていますので、ミドリのおばさんらしい振る舞いでしょう。

 さて、ワクチンについて、モンタニエ博士から発信がありました。以前、博士の人工ウイルス説については陰謀論として一笑に付されましたが、情勢は変わって、武漢ウイルス研究所から漏れたことは定説になりつつあります。博士は現場を知る人です。もともと武漢ウイルス研究所のBSL4ラボはフランスが建設したものであり、パスツール研究所の博士が関わっています。コロナウイルスの感染力を高める機能獲得実験が米国のファウチ博士から研究費付きで武漢に委託されていたことも承知していたと思われます。

 そしてHIVの発見でノーベル賞のモンタニエ博士、ウイルス学の権威が遺伝子ワクチンに対する警鐘を鳴らしました。今回の遺伝子ウイルスは、抗体依存性感染増強を引き起こすと。このADEと略称される現象は、デングウイルスなどで知られているそうですが、要は再感染した際にワクチンによる抗体でより重症化しやすいという話です。SARSやMARSのワクチンが完成できなかったのはADEが障壁になったと言われます。

 モンタニエ博士は、功をなし名をなしてもう人生もわずかなので、いくら脅されても本当の話をすると公言されています。以前紹介したギアート・ヴァンデン・ボッシュ博士のワクチンで発生する抗体は自然免疫に拮抗するという説も合わせると、「ワクチンはチョッと待った!」かと思います。

 製薬企業にとってはあまり利益にならないのが従来ある薬ですが、イベルメクチンが有効なことは、インドなどでも成果を上げているようで、トランプ氏が良いと言ったからダメなんて言うのは、それこそ非科学的です。

 もともとは線虫の虫下しで認可された薬品ですが、コロナには適応外の処方になる為、現在まだ治験中です。その一方で、海外での事例などから、あるいはスーパーコンピューター富岳による演算から有用性が認知されたため、先ごろ厚労省は適応外使用を認めています。しかし、あくまでも適応外のため、責任は医師個人にかかり保険外診療です。

 イベルメクチンは線虫の特効薬ですが、疥癬に効くことがわかり適応追加された経緯があります。その際は、治験のない状況でしたが国際的に高く評価された論文をもって認可されました。長々と記しましたが、要するにさっさと適応外使用ではなくて適応追加してくださいと言うことです。そうすれば保険の使える薬です。重症化が低減される事で病床に余裕もできるでしょう。

 ワクチンが売れなくなるかもしれない製薬会社と、軽症者のお鉢が回ってくるかもしれない医師会が邪魔しているとしか思えません。

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