変わっていません。
あの震災から10年が経ちまして、報道もその関係で一色でした。今なお復興半ばで10年経っても自宅に戻れない方々がいらっしゃいます。心よりお見舞い申し上げます。
大自然の驚異にはただただ恐れを為します。その一方で利権にまみれて安全対策が第一に優先されていなかった福一は、自然を甘く見たことによる人災です。同じ原発でも、近隣の東北電力女川は避難所として機能した事を思えば明らかでしょう。
しかしながら10年経っても変わっていないなと思うのは、このコロナ禍における一連の動きです。利権の匂いがプンプンします。色々ありますが、例えばワクチンです。すでにアナフィラキシーが報告される件数が予想を上回っていますので、ここで方針を一時見直せる絶好の機会ですが、立ち止まる様子はありません。
このワクチン、筋肉注射によって血流で全身にmRNAを運んで、全身のどこかの自身の細胞でコロナ状の蛋白を合成させることにより、それに対する抗体が生まれるという全く新しいアイデアによるものです。
このアイデア自体の是非を語るつもりはありません。COVIT-19と呼ばれる病気の原因は、SRAS-cov2が主に腸に感染してやがて血中に広がり全身の細胞、特に肺を冒して間質性肺炎を起こすのが実態と考えられる点で、ワクチンを全身にめぐらせるというアイデアは核心を突いているとは思います。
しかしそれによる安全性については、本当のところはこれから5年、10年掛けてわかってくるでしょう。打った直後のアレルギー反応の是非どころではありません。万一、生殖細胞にmRNAが入り込んで悪さをしないのかなどを懸念する医師もいらっしゃるわけです。
今の日本の感染状況で、本当に急いで打つ必要があるのでしょうか?現状でインフルエンザの100分の1、年間100万人亡くなる高齢者の死亡原因のたった0,1%です。ワクチンありきでどんどん前に進めてしまって、将来に禍根を残すことだけはやめて欲しいなと思います。
福島第一は、もともと米国で安全性に懸念があったプラントをGEから買わされ、工事は米国のゼネコンが行い、為にハリケーン対策のため電源が地下になり、防潮堤の低さを指摘されていたのに早急な対応ができず、それでも自動停止と電源の加重対策による安全神話で運用し続け、いざ電源が浸水したら予備電源のコンセントが合わずに使えず、、、制御不能になったのでした。。。
何も変わっていない今日だと思います。