数字はマボロシ、マネーも。

 朝から時折強い雨に見舞われて、今日は4連休最初で祝日ですから、発送は少し遠い本局の方へ出掛けるのにバスを使うも、そうなると止んだりします。

 そんな天気ですから商店街への人出もまばらです。線状降水帯というフレーズが言われて久しいですが、そんな現象は昔っからありました。

 学術用語ですから、レーダーによる雨雲発生の可視化とスパコンの解析のおかげで論文が書ける様になった、、、そんなところじゃ無いでしょうか。

 さて武漢コロナウイルスについて、東京都では今日は366人、全国でも900人超との報道です。患者だったら大変ですが、ほとんどが無症状、単にPCR検査陽性数ですよ。PCR法は80年代に登場した技術で、近年、感染症診断に応用されたものです。今回、感染者数と誇張して報道されているものは、一昔前なら存在しない数字です。

 どうやら集団免疫が出来上がっている現在では、PCR陽性数が判明すればする程、報道とは逆で、安心材料なんだと思います。患者や重症者が増えていないので、市中感染の痕跡を拾っているのだろうし、またたとえ水面下で伝播していても例えば、高齢者には日常の感染症対策をちゃんとしていただければ良いというレベルでしょう。

 ところで、グレートリセットです。

 世界中がコロナ禍、あるいは蝗害など、災厄に見舞われているにもかかわらず、株価は高値安定しています。未来を予測する数値ですから、世界中のインテリ層は災厄を一概にはマイナスと捉えていない証拠でしょう。

 現に超富裕層のお金は増えたとの報道もありました。

 米国は今回のパンデミックにジャブジャブとドルを刷って財政支出をしています。世界中のマネーは、為替相場で均衡をとっていますから、常識で見てドルの増えた分は円も増やさないと釣り合いが取れません。

 山本太郎に言われなくても、やがて日本もプライマリーバランスなど言ってられなくなり、ジャブジャブと円を発行することにならないでしょうか?

 ですが、お金の使い方としては、生産性の見込めない方向にあります。また幾らマネーを増やしても地球という資源は1つと限りがあります。信用創造という幻が、つまり通貨の本質が問われ、通貨がリセットされる時機が訪れるのかもしれません。その時は、株などの金融商品は暴落するのでしょうか。逆にビットコインなどの仮想通貨は急騰するかもしれませんが・・・。

 将来的にはドルもポンドも円もユーロも元も全てが一元化される電子マネーの時代になるのかもしれません。それもすぐそこまでやって来ている様に思います。

時事問題

前の記事

明日から4連休?
雑談

次の記事

千日手のち惜敗。