プリミティブも担保すべし

 けさの活動はおやすみ、一方では板橋の仲間からの活動報告がスマホに届きました。参政党では支部毎にChatworkなどのアプリで活動状況を共有します。政治に参加することを標榜している点で、サポーターや党員になることが第一歩ですが、支部に所属することによってより具体的に参加が可能になります。

 これは住居によって決められた支部に登録された状態から、ご本人が申請してアプリに招待してもらう必要があります。つまり党員にはなっているけど、その先に進んでいない乃至は、スマホを使いこなせない高齢者などが潜在的にいらっしゃいます。地域で活動するうえで、その様な党員さん達とどうしたら連携できるかが課題です。

 また自分の様な個人経営ですと、時間的な自由度があるので構いませんが、各種チャットの着信が度々鳴ります。早朝から深夜まで、皆さんボランティアでよくやられているなぁと感心しています。あまり活動参加できないチャットルームにもかかわらず四六時中鳴るのは、さすがに着信音オフにしましたが。

 さて週末あるある、昼過ぎに開店作業をしていると見掛けない、風貌から古書通とピピッと分かる方が来店されました。伺えば、ネットの出品をみて類似する本が書棚に並んでいるのを想像して、わざわざ遠くから来て下さったのでした。来られる前に電話くださればよかったのですが、当てが外れてしまいました。特に学術書はネット専売にしましたので、店内にはありません。皆さんお気を付け下さいませ。

 話は変わって、YouTubeのこと。コロナワクチンについて、医師や獣医師と政治家によるZOOMミーティングが配信されましたが、直後に一夜にしてバンされてしまいました。中長期的な影響が未知なワクチンにもかかわらず、各方面ですすむ研究や論文とその議論は公開をさせないチカラが働いています。YouTubeで許されるのは、厚労省などのデータを示すことに限られていて、その解説すら私見を交えると専門家であってもバンされます。

 ★バンされた動画はこちらのニコニコ動画へ コロナワクチンについてわかってきた事実/世の中を流れを変えていく勉強会

 世界は今、恐ろしく管理社会に進んでいると思います。特に日本は、マスク社会に象徴されるように、まんまと嵌っています。マスクに効果がないことを知りつつも、黙って着用してやり過ごせば何時かは外せるだろうとか、化粧や髭剃りをサボれるからむしろ都合がよくて外さないとか、安易に同調している向きがあります。厚労省は屋外ではマスクを外して構わないと言っていますが、依然として9割以上のマスク率です。

 このことが、どれだけ管理社会を容易にするのかを問わなければいけません。勿論まったくの無秩序よりも管理することが必要なのは当然でしょう。ところがいま進められている管理社会とは、人工知能によって個人の人生を制約する方向に向かっています。

 別に人工知能の、AIのすべてがイケないとは言いません。例えば、クルマの自動運転技術と交通システムをAIで制御すれば、合理的な都市交通を実現できるかも知れません。つまり街の商店街がなくなってしまい、買い物ひとつ独りで満足に出来ない高齢者を安心してショッピングモールへ送り迎えできるかも知れません。

 ところが今、世界は人とロボットの共存社会へと言いつつも、現実は、AIによってニンゲンとロボットを等しく管理する方向に向かっています。ロボットが人間社会に使われるだけではなくて、ニンゲンもロボットと化すような社会に向かっています。その入り口にマスクやワクチンがあると想像できると、いま何が行われようとしているのか立ち止まって考えるべきではないでしょうか?

 そこで一番懸念されるのは、健康や人生は、個人個人で固有なものであって、他とは代え難いかけがえのないものであることを忘れてしまうことです。ビタミンCが欠乏すれば敗血症になることが知られていますが、大航海時代の船乗りの職業病で洋上生活でレモンなどを摂る必要があるにも拘らず、摂らないでも全然平気な船員もいるように、栄養学が最大公約数を担保しつつも個々人は特異的な体質にあるのが普通です。

 つまり人間は、個々で固有の特異的な人生を送っていますので、それを科学で切り分けるような分類に基づく管理がAIで可能なのかはたいへん怪しいことです。もしもニンゲンとロボットが共有する社会が出現するとすれば、それはもう人間とは呼べないでしょう。

 加えて機械的制御の社会が進んでしまうと、いざというときに立ち戻れなくなる危険性を孕んでいます。今でも、災害で電気が止まる、ガスが止まる、水が無くなるともなれば、たちどころに困窮する社会です。しかしきっと皆、予感はあるのでしょう。ソロキャンプが流行ったり、神田界隈の古書店さんたちの間では釣りブームらしいですが、原始的な生活体験を求めるのはその現れと見ています。

 

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