雨降って地固まる

road under cloudy sky

 梅雨になって気温も低調ですから過ごし易いです。予報では今日は一日曇りでしたが、先ほどから小雨が降り出しました。今週はこの調子なのでしょう。店頭売りは期待せずに目録作成の方に注力します。

 ところで最近やっと、この1~3月の超過死亡数が異常に高いことが大手メディアでも報じられている様子ですが、世間ではあまりピンと来ていない感じが恐ろしいです。見る気のない者には目の前に晒されても分からないという視覚麻痺がしばしば起きますが、まるで集団催眠状態ですね。

 10年も前、新型インフルの流行に対してワクチン接種が推奨されたとき、仕事柄その渦中にあって賛否の議論がありました。その後の調べでその年の超過死亡数は増加しており、その原因については何か特定された形跡はありませんでした。そして昨年また異常なほどの超過死亡数が記録されたのですが、医療関係者からは色々と御託を並べた説明は出るものの原因を特定できた話ではありませんでした。今回は3回目接種後の出来事ですから、もういいかげん目覚めないとイケません。

 さて参政党の話です。つばさの党の黒川氏がいろいろと調べてYouTubeで公開質問をされたのは知られるところです。また問題にされた吉野氏および神谷氏のご両名は直ちに反証されました。これで大きな問題とはならないでしょう。そもそも参政党のしくみを考えると、従来の政党の様な上意下達のヒエラルキー構造ではありませんので、中核の両名ではありますが、党員の総意の方が上になる構造なので、個人攻撃にあまり意味はないと思われます。特に将来的にはそうでしょう。

 むしろ今回の件では、特に吉野氏に対してはかえって同情しました。あれだけ医薬業界の闇を知りご自身では自由診療の道を勝ち得た方です。再建を引き受けた医療法人については、たとえ理事長であってもプロパーの声は無視できなかったと推察します。しかも国策に協力することで経営を安定できるのであれば、一理事長の独断は通らなかったと思われます。おそらくご本人がもっともくやしい思いをされているのでしょう。泣く泣く退任することでケジメをつけられたのではないでしょうか?それを黒川氏は面識のあるご本人に当てもせずに、公開質問のかたちでいきなり動画にされたのでは、吉野氏が感情的に怒っても無理はありません。黒川氏の側に悪意があったと思われても仕方ありません。吉野氏はよく収められたと思います。

 この顛末でちょっとだけ不安だったのは、松田氏の発言はかえって誤解を重ねるだけだと思いました。昨日の新橋での街頭演説でそう思いました。まず感情的に煽られた感があることと、そしてデマだというその「デマ」発言は褒められません。相手は少しばかりの悪意の目で見たことによる事実誤認なわけです。松田氏は当事者では無かったのですから、冷静な発言が期待されるお立場ではないでしょうか?仲間の事とはいえ感情に同調してステレオタイプの発信されては困るのです。ちゃんと説明されれば、また人となりが解って株があがる話ですから。

 そして黒川氏ですが、その調査能力はすばらしいです。特に国際金融資本などについてはすごく勉強されているのが改めてよく解りました。しかし同士討ちしている暇はありません。焦っていないで、今後に協働する道について心の準備をして戴きたいし、そのために今回の疑念があるのであればまず先に直接神谷氏に当たるべきでした。討論番組直前で騒ぎにするのは、ご自身の売名行為と思われても仕方ありません。

 

時事問題

前の記事

梅雨入りしました