悲惨です。
良い天気です。これで商店街の人流が増えればボチボチ売れるでしょう。先ほど、図書館の書類を手にした方がやって来ました。失くしたり汚したりしてしまって、近くの図書館から言われて、本を探しに来る方がたまに居ます。身寄りのない年配の方のことが多くて、代わりにネットで本を探すことになります。ネットの出来るご家族やお友達がいれば済む話ですから、ウチに手間賃を出すのは勿体ないです。もともとタダで借りた本のことですから。
さて、報道によれば、ウクライナのゼレンスキー大統領が国連安保理にオンラインで出席して、「第二次世界大戦以降で最悪の犯罪だ」としてロシア軍が撤退した街々で明るみになった住民虐殺について、戦争犯罪を裁くように訴えた様です。被害にあわれた方々は本当に可哀想です。前々から述べているように、一般のウクライナ住民にとっては災難このうえありません。
たいへんに感情を揺さぶられることですが、ここは冷静に見ないとイケないと思いました。まず、ロシアの蛮行は今に始まったことではありません。先の大戦でも満州から引き揚げる邦人を襲った話は、赤羽周辺の団地が引揚者の街であることから、他人事とは思っていませんし、南樺太の話や、大量の日本兵を拉致してシベリア他で強制労働させたことなど、いまだに赦せないことです。
その一方で、今回、ウクライナが取った最初の措置は、地雷が埋められていることを理由に、外部からの立ち入りを禁じたことでした。これはチョット訝しく思いましたし、その時点で今日の話になることは予想していました。そして、ウクライナ軍側に狼藉を働いた者が全くなかったのかは分かりません。
このような話をしていても、もう被害者は還りませんし、外野からは想像の域を出ません。戦場の街での出来事ですから、当てが外れて長期化しつつある状況での双方の兵站線を想像すれば、両軍とも食糧や金品の収奪が起きる可能性は否定できません。住民と争えば、殺人や強姦もあるでしょうし、エスカレートすれば猟奇にすらなるでしょう。鎌倉武士の名乗り合うイクサと違って、国民国家による近現代戦争の悲惨さがあると思います。似非民主主義や共産主義の副作用が、大量殺戮ともいえますので、サヨクを憎む所以でもあります。