そろそろ停戦ですか?

 気温は20℃を越えてきました。雨の予報ですが、今のところは曇り空ながら陽ざしもあります。通常通りに開けましたので、よほどの強雨にならない限り閉めることはないでしょう。3月も終わりです。今年ももう4分の1が過ぎました。年々おかしなことになってきていると感じるわけですが、戦争もありましたし、それが引き金にエネルギーや通貨についても変化が予想されています。人類史上稀なこともありそうです。煽りを喰らわずに見届けられると良いと思います。

 さてウクライナ情勢ですが、ロシア軍はキエフやチェルノブイリの包囲を解いて後退している模様です。明日にはまた停戦の協議があるということですから、そろそろお互いに納め時なのではないかと思います。キエフ侵攻については、大統領の身柄拘束が目的だったと思われますので、ロシア側は失敗ですね。敬虔なロシア正教徒のプーチン氏が聖地キエフを核攻撃することはないと思ってはいました。

 陰謀論によれば、東部のロシア派一帯を保全しつつ、NATO軍のミサイル基地予定地や原発に付随する核兵器開発施設、あるいは生物兵器研究所などを制圧し、アゾフらの拠点を殲滅してクリミアまでの要路を確保するのがロシア側の目的と言われていますので、ある程度は達したのではないでしょうか。

 一方のウクライナ側もよく善戦したと思います。事前の準備と情報に優ったように思えます。ジャベリンやスティンガーの戦果が絶大でしたが、開戦前に米英が武器の供給と兵士を派遣して教練した結果が実ったようです。また衛星による監視と潜行して民間人に紛れた米英の特殊部隊が作戦を指導していた様で、やっぱり中野学校でした。

 俯瞰してみれば、周到な準備をしたうえでのバイデン大統領の「アメリカは派兵しない」という言葉に誘き出された戦争であったことに間違いはない様です。そのような意図があったわけですから、停戦するにしても火種は残した形になるのではないでしょうか。

古書業界

前の記事

ガラガラポン