制圧の先に何がある
ウクライナですが、ロシア軍は東部に派兵するばかりでなく、首都キエフの制圧にかかりました。一気呵成にウクライナ全土を押さえてしまおうということでしょう。中川コージ氏の話を参考にすれば、チャイナに忖度して、オリンピック閉会後からパラリンピック開会前までのこの短期間に一度決着をつけておくつもりかも知れません。
SNSでは侵攻の模様を伝える動画があふれていますが、フェイク動画も少なくない様ですから拡散するには注意が必要です。アカウントを止められるケースもある様です。
それにしてもウクライナの国民にとりましては残念なことでしょう。まさかNATOに加盟できると思ったのであれば悲劇です。そのような甘い声を掛けて内戦状態を作り出し混乱に乗じて搾取する輩がいるわけです。NATO側に本気で支えるつもりがないのは、例えばドイツはヘルメット5000個を提供しただけですから明らかです。米軍が正面から戦うこともないでしょう。元々がソ連領ですから、ロシアの手中に収まることは傍から見ていてあまり違和感がありません。
さてこの間、漁夫の利を得たのはひとりチャイナなのでしょう。一方、キリスト教圏では、ハルマゲドンとキリスト再臨の物語がありますので、その預言成就のためには戦禍も厭わないかの如く、深層心理が働いています。キリストに会うためなら戦争も良いという本末転倒な集団催眠状態だと思いますので、とっても迷惑な話です。ですから今後について、ウクライナ発で中東に影響が及ぶことが最も危ないことかも知れません。日本人は正気を保たねばいけないと思います。