広義の空気感染します
土曜日ですから出荷は本局へという事で、今朝は赤羽局へ向かいました。それからララガーデンのタバコやでシガーを求めてから並びの店内喫煙ができる喫茶店で一服しまして、向かいのダイソーへ。チョットした紙モノを額装して売ろうと思い、適当なフレームを探しに来たのでした。
さて、昨夜は北里大学の花木先生が動画初登場ということで、及川さんのニコ生を見ました。花木先生の発信はときどきtwitterで拝見させて頂いています。大村博士の門下でいらっしゃいますので、特にIVMについての話は安心できます。今回の動画では、オミクロン株の傾向と対策やIVMそしてmRNA製剤を、査読済みの論文などの情報からスライドで解説されていました。
オミクロン株は武漢株から32か所に変異が認められ、人体の細胞への侵入がACE2以外で起きていることや、主に上気道に感染するために、下気道の肺炎による重症化はほとんど見られないことなど、ここで前述した内容と同じで安心しました。ところがその感染源については、上書き修正が必要でした。
つまり広い意味での空気感染が主な感染ルートということです。自身ではこれまで、接触感染を主として来ましたが、つまり感染症専門の陰圧病棟なのにクラスター発生した米国の事例や糞尿からの公衆トイレでの感染を念頭にして来たのですが、オミクロン株は上気道で増殖するために、より咳やくしゃみでバラ撒かれることになるようです。密室を避けて換気を心掛けるのが今まで以上に大切ですね。
そして治療薬については、ウイルスが存在するのは発症前後の数日だけなので、抗ウイルス薬は初期に投薬しないと効果が薄いそうで、これまで中等症以上で使っているレムデシビルにしても理想は感染初期の使用が効果的だと解りました。現状の日本では、PCR検査の結果を待ち陽性と判っても保健所の指示を待って待機するため、投薬の機会を失っているのが真相でしょう。
IVMについては、このところの陽性者数増加もあり興和との治験も進んでいる様です。面白いのはIVMでも中和抗体が増えるという研究も出ていることや、予防効果については突っ込んだ話は否定も肯定もされませんでした。これは元々、予防で飲む薬は存在せず、経口薬を予防で処方することが法的に想定されていないからの様です。
そして今後一番懸念されるのがmRNA製剤の後遺症などですが、このワクチンの危険性を示した論文は既に1000件を超えていることは知っておくべきだと思いました。