風邪にワクチンは要りません

 連休も終わってイチ並びの今日から新年も本格的にスタートですが、朝から生憎の雨となりました。店頭のワゴン展開はあきらめて、古書展にむけた準備などに注力しています。コロナ禍は、恐怖を煽る報道とは一線を画して、科学論文などで新たな見解が出てきています。現時点での現状について結論から言えば、ウイルスは普通の風邪とほとんど変わらなくなったので、ワクチンも必須ではなくなったと言えそうです。また、新たにワクチンの内部情報も公開されつつあり、mRNA製剤の構造上の特徴と懸念が一般にも徐々に知られるようになりました。

 まずオミクロン株ですが、スパイクたんぱく質に32か所もの変異が認められていて、従来株がACE2受容体に付着して細胞に侵入するのとは異なり、APN(アミノペプチターゼN)という受容体から感染するように変異しているという報告が出ました。その症状としては、喉から気管支辺りまでの感染で済んでいて肺への拡がりはほとんど見られなくなっています。従来株は血管壁などに多く分布するACE2に取り付くことが、血栓症やその他の重症化リスクの一因でした。一方、APNは粘膜などに多く分布するため、オミクロン株は喉にとどまる様です。昔から存在するヒトコロナウイルスにHCoV-229Eという風邪があります。これもAPNから感染しますが、オミクロン株のスパイクもその229E型と類似した形状に変異したことが確認されています。これらが軽症化のメカニズムと言えそうです。

 このことから従来型のワクチンによるスパイク合成はもう無意味なのではないかと予想されます。3回目の接種を望むならば、オミクロン株対応の商品が出るまで待っても良いと思います。まあ、いくら打ってもブレイクスルー感染するのであればもう、それはワクチンとは言えないと思いますが…。

 そしてワクチンの懸念として、修飾ウリジンの件があります。mRNA製剤については、接種の際に異物として排除されることなく細胞内に取り込まれ、ミトコンドリアで効率的にスパイクたんぱく質を合成できるように、mRNAの一部を置換した修飾ウリジンRNAを用いるカリコ博士の技術が使われていますが、このN1-メチルシュードウリジンが従来の免疫をも抑制するように働くことが解っています。つまりこのワクチンのせいで、ほかの病気に感染しやすくなったり、癌などが進行する恐れがあります。さらにお年寄りの重症化を防ぐというこのワクチンの唯一の売りも、実は活力を低減させてしまうので病気と闘って生じるような炎症も起こらないだけだとも言えそうです。その辺の解説はシカ先生の動画が解りやすいと思います。

 つまりオミクロン株をもって今回のコロナ騒動は幕引きでしょう。しかし政治はそうは行かないのでしょう。出来ないのでしょう。世界と足並みを揃えるように、政府も企業も報道も組み込まれています。厚労省ばかりが悪いのではなくて、外務省も経産省も法務省も防衛省も総務省もあらゆるところに息がかかっていると思われます。自民党でも立憲民主党でも維新でも共産でも、この流れは変えられないでしょう。幸いなことは日本ではまだワクチンは任意です。強制ではありません。個々人が自分の判断で自身を護るほかございません。