デルタがなんだ!
今日は朝イチで田舎に向かいました。2時間あまり電車に揺られ、タクシーを拾って2箇所の墓地を巡って来ました。まず先に向かったのは叔父のところ、家族がないので他の年老いた叔父叔母も遠のいていて、最近は自分が行かないとダメです。人間魚雷回天の特攻出動直前に江田島で終戦を迎えた家系イチの秀才で、独り身で80代まで生きた方です。そして親父の墓へ。今年は13回忌に当たりますので、住職と打ち合わせもして来ました。
さて田舎に行ってみて、もともと新幹線の開通以来、寂れる一方なのですが、このコロナ禍で飲食店や酒店などが大打撃を受けており、たいへん痛ましい状況でした。今後についてはテレワークなどの新たな需要の掘り起こしが必要で、従来の地域経済は消失するだろうと感じました。
雨の中を往復してきて、午後1時には戻っていましたので、店を開けるのに十分な時間がありましたが、たびたび激しくも降りますので昨日の告知通り店舗は休業にしてネットの発送と店内整理に当てました。
デスクワークの傍でタブレットの画面は、東京都医師会のライブ会見が映し出されました。医師会の会見はこうして時折目にするのですが、今日のも酷かったです。昨年2月頃の会見はまだまともでしたが、その頃言っていたマスクは感染防止の効果は低いとか、イベルメクチンの処方を進めるといった話は、どこからか圧力があったのでしょう、その後は大勢に追従するのと自己保身の会見でしかありません。
”圧力”については、例えば、HIV発見でノーベル賞のモンタニエ博士は、自分はもう歳で何も怖くないから本当の事を話すとして、人工ウイルス説を持ち出した事をみても分かる通り、自由な議論を許さないチカラが働いています。ですから報道も話半分に聞いておいて、必要であれば一次情報に当たる必要があると思います。
特に、「変異株の感染者数が急増していて若年者重症化がみられる」というのが最近の煽り報道です。もちろん60歳未満で死者数など微増していますので、全くのウソではありません。しかしながら、PCR検査数そのものを急増させていますので、しっかりとデータを見直さないと吊られてしまいます。
そういえば、SNSで流れてきて知りましたが、30年前にお世話になった仕事の先輩がコロナで入院してしまい、先日無事に退院した話がありました。2回目の接種を終えた直後の感染でまだ抗体価が低かったのだろうから運が悪かったと仰っています。これをもって60歳前後にまで拡がってきたとも思われがちですが、いやいや変異株にワクチンが効いていない事をもっと懸念するべきです。
このウイルス、罹ると肺炎になるのに早いし後遺症は未知、仮に人工ウイルスとすればまたバラ撒かれるかも、といった厄介な面がありますが、PCRで正確に拾えているのかも疑わしく、仮に報告されている感染者数であってもインフルの100分の1でしかありません。
むしろ今後は、ワクチン接種者が無症状で変異株を拡げる懸念があり、直ちに高齢者を除くワクチンの集団接種を見直すことと、接種者を隔離せねばならない事態も視野に入れるべきです。そして報道の通りの感染拡大があるとすれば、イベルメクチンの特例承認で重症化率を低減させつつ、一般クリニックで発熱外来を受けられる様に、インフル同等の対応に改めれば良いと思います。感染100倍のインフルで医療崩壊なんて聞きませんので。