同じ穴のムジナ

 6月も終わりです。早いもので今年も半年が過ぎました。6月後半は自然災害など不穏な噂が予告されていましたが、エネルギーの歪みは繰り越されたのかも知れません。

 昨日あたりからは、気温も梅雨らしく落ち着いてきて日中は降雨がなかったので過ごしやすかったです。ところが、お隣が工事を入れていまして、開け放った裏口からガンガンと騒音が入り、店内に響くことになってしまいました。

 仕方ありませんので、通路を埋めている本の整理にかかることにしました。

 さて、いよいよオリンピックが近づいてまいりました。ワクチンは一日100万人接種を達成して加速していますが、海外の変異株の流入やワクチン接種後の再燃が懸念されています。名誉総裁をお勤めになられる陛下のご心配も伝わってきました。

 開会式にご出席予定の陛下におかれては、まだワクチンを打っていないのは不思議なことです。来日された選手の中に陽性者が出ていて感染拡大が懸念されているなか、ボランティアの接種が間に合っていないことに対して、丸川オリンピック大臣の「そもそもワクチン接種を前提としていない」という発言が炎上しています。

 一般にはオリンピック開催をひとつの理由にワクチン接種を煽りながら、当の大会においては接種を前提としていない訳です。ここにも権力側しか知り得ないワクチンの欺瞞が透けて見えますし、あるいはオリンピックも単に形式的に強行開催に向かっているだけだと感じます。

 今だけ金だけ自分だけなのでしょう。真に国民目線で、今を考えている者が政治や行政の世界にどれだけいるのでしょうか?その様な観点で、届けられた都議会選広報に目をやると、自民も共産も既存政党はどこも皆が「ワクチンの迅速な接種=コロナ対策の柱」と言っている訳です。

 結局、同じ穴のムジナなのでしょう。ワクチン禍を止める者はいない様です。

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