無限ループ
水曜日は地区市ということでまた朝から北部古書会館へ行ってきました。今回は和紙に書かれた古文書類、戦前資料や絵葉書など紙モノの出品があり盛況でした。いわゆる本らしい本は依然として低調ですが、紙モノの良品は、発声に発声が重なってセリ上がります。何事も活気があることは良いです。
昼には戻って店を開けました。絵本への認知が高まってきましたので、ポツポツと売れていきます。案外中高年の男性も買っていかれて、客層を問わないところが扱っていて安心です。一方、平安時代を扱った本はあるかとの問いがありました。かなり漠然とした問いです。文学なのか、歴史研究なのか、あるいは民俗学なのか?特別に平安コーナーの棚を設けている訳ではありませんし。
ご自身でも明確な書名や著者を目指している訳でもない様です。それでもきっと古本屋めぐりをされて色々と乱読する方だろうと感じましたので、どこからいらしたのか伺えば、やはり少し遠い、徒歩では遠いところです。ならばと、その在所からもっとも近い古本屋の話を振ってみると、やはり行きつけです。加えて古書会館の即売展にも足を運んでいるとのこと。
そうであれば、ウチの元々の棚にお目当ての本もありそうですが、そのスジはネット専売に移行しますので、今後あまりお役立ていただけそうもないのは心苦しいところです。。。
話は変わってまたコロナ。緊急事態宣言は解除されましたが、依然として飲食店は1時間延びただけの時短要請。それも来月21日までと延びる様です。もう、国民ひとりひとりが考えない言動しないことをいい事に、やりたい放題です。
ひとつ思のは、コロナは終息しないだろうということです。それは確信に近いです。現在の施策は、まるで抗生物質を濫用したら耐性菌が現れる結果となりイタチごっこをしている様に、本質的なウイルスと人体の共存関係を無視しています。変異種で大騒ぎしていますが、そもそも変異は10日に1回の確率で生じるため永遠に変わります。数万種に及ぶでしょう。でもそれは常に弱毒化して常在する方向に行きますから、感染力は高まり重症化率は低下することになります。
放っていても良いものを、それに対してワクチンもどきの新薬ですから、そのワクチン開発とコロナ変異の無限のループに向かっていると思います。パンデミックを誇大に利用した利権の渦中にあることを諦めないといけないのでしょうね。