未知との戦い
日付が変わり13日の月曜日。定休日ですが、天気ならば店を開けたいですが、昨夜同様に今、ざんざんと雨が降っています。今日は一日ずっと雨の予報ですので、開けるのはヤメておきます。
さて昨日は予想通り、周辺で本があるのはウチしかないのでと、普段は図書館に行かれている方の来店が少なくありませんでした。緊急で手配した東野圭吾もポツポツと売れました。お陰様で用意した甲斐がありました。
そんな中、一人二人と明らかに通り掛かりで少し遠方から来ている方が散見されました。お話を伺えば、埼玉からなどなど。やんわりとは申しましたが、外出自粛要請中に遠出はいけません。県境を越えるなんて、例えばお隣の川向こうの川口であってもダメです。
東京都のホームページの発表によると感染者の判明数は、ここ北区は東京23区内では少ない方ですが、赤羽の消防署やみずほ銀行など感染者が明らかになっています。特に赤羽は、高崎・宇都宮・川越方面から新宿・上野方面への乗り換えターミナル駅であるばかりか、板橋方面や足立方面へのバスのターミナルでもあり人が密集交錯する場所です。大型スーパーが多くまた雑居ビルの飲み屋街もあります。日常と歓楽が混じりあうクラスター候補と言ったら怒られるでしょうか?
これだけマスコミが過剰なほど注意喚起しているのに、散歩と称しての遠出は戴けません。ウチで発見した場合は、ただちにご帰還願います。
そして、この武漢コロナウイルスを甘く見てはいけない事を改めて考えます。新型ウイルスであることは、薬もワクチンも無い現状については周知の事です。ここについては明るい兆しもあります。
その一方、東京都で昨日に判明した新たな感染者166名のうち約半数が院内感染です。主に病院で感染る事を軽視していませんか?それだけ扱いが厄介なのでしょう?医療関係者の神経を過度に疲弊させる疫病です。たとえ人工呼吸器を増産してもオペレーターが消耗すれば成果は上がりません。また安易に検査を増やせば、その度に防護服を着替える回数なども増えて行きストレスと備品を消耗します。
武漢ばかりじゃありません。ニューヨークですら医療崩壊です。これが、インフルや風邪の新種だと思って、その前提が思い込みになっている石頭で思考した結果なのです。まだその振る舞いが十分にわかっていない未知のウイルスですよ。本当かどうか判りませんが、体内で変異する話も出て来ましたね!
参考に、SARSコロナウイルスについてはゲノム解析が終わっていて、コロナ+おたふく風邪+エイズ+エボラと聞いています。従来のコロナとは95%前後しか一致しない点で、生物学的には全くの別種とも言えます。武漢ウイルスは最初、SARSの亜種と報告されています。免疫不全に通じるエイズの要素を思えば、間質性肺炎が急激に進行することも無くはないでしょう?マスコミは報じませんし医療関係者もダンマリです。まだまだ未知のウイルスという警戒は必要ですね。