巨星落ちる

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 いろいろと批判もありますが、特に外交ではみごとな手腕を発揮された安倍元首相が、街宣中に散弾銃で襲撃を受け、心肺停止から救急搬送されましたが、延命処置も虚しく先ほど亡くなりました。自民党は参院選における本日の街頭活動をすべて中止しました。

 その一方、札幌大通り公園の街宣に立った参政党の神谷氏は、テロ行為には屈しないとして予定通りの選挙活動を続行することを力強く表明しました。「暴力は赦さない、言論で戦わないといけない。自分たちの選挙の事しか考えていないと非難の声もあるでしょう。自民党を批判するのには時機が悪いが、それとこれとは違う。立ち止まって冷静に考えれば、感情的にならずにルールに則って平和的に言論をもって与党を批判することをしないと、民主主義が成り立たない。」と。

 そして、街宣の終盤になって、安倍氏死去の知らせが入るが否や、日本の総理をいちばん長く務められた方に対して敬意と哀悼の1分間の黙祷を捧げて、二人の交流の一端を開陳しました。思えば、日本を取り戻すとして発足した第2次安倍政権ですが、今日の参政党が広く訴えて明らかにして来た国際金融資本と対峙しつつ国益を求めてきたのには違いありません。出来たかどうかは別にして。

 世界に目を向ければ、英国はジョンソン首相が退任の流れにあります。EUからの離脱に成功したものの激しいインフレに見舞われた状況で、ひとりの閣僚のスキャンダルを切っ掛けにして、もう首相の指導力に期待できないとして大臣の辞意表明が相次いでいます。もうあらゆるところに混迷の兆しが出ています。

 ところが日本では、マスクひとつ外せないのです。いまだに9割9分の人が屋外でマスクをしたままです。世界的に見て、もう英語圏外だからとは言わせないほど、あり得ない情弱社会です。あるいは同調圧力を生んでいるのは自分自身であって、思考停止なのです。海外ではもうしてませんし、PCR検査も無意味と知らされています。

 東京ではまた感染者数が増加してきたというバカげた報道が続いています。参政党が訴えるように、本当に日本人は目覚めないといけません。投票するかどうかは別にして。そのためにも真実を知る専門家や関係者の方は事態を受け止めて改心して欲しいものです。

時事問題

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