巻き込まないでください

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 きょうも暖かいです。昨日は25℃を超える夏日の地域もあったそうですが、暑すぎても本は売れませんので、ほどほどでお願いしたいです。そのような好天のなか、ロッテの佐々木朗希投手が完全試合をやりました。巨人の槇原さん以来28年ぶりです。槇原さんの場合は、前日の門限破りのペナルティの外出禁止を解いてもらおうと必死で投げたという後日談が知られていますが、昨日の佐々木くんはひょうひょうと投げて結果を出しました。とにかく三振の数が凄くて、打者はバットに当てるのに必死でしたね。この調子ならば、まだまだ勝ち星を重ねそうですから、今後も楽しみです。

 さてウクライナの件について、バイデン大統領は対露経済制裁を強めていて、西欧諸国に対して化石燃料をロシアから買わないように呼び掛けています。ところが当のウクライナでさえロシア産の天然ガスを使い続けているし、まさかのアメリカでさえロシアからの原油の輸入を増やしている様です。ドイツやハンガリー、フランス、イタリアなどは、国内需要の半分はロシア産で賄っているのが実態ですから、そのうちバイデンさんの言うことは誰も聞かなくなるのではないでしょうか?

 バイデン政権のやることはチョットおかしいです。ロシアを国際決済から追い出した結果はドル以外の決済を許すことになって、事実上、基軸通貨としてのドルの地位を失わせる方向にあるし、ロシア産化石燃料の輸入制限を呼びかけることは、EUが分断する危険性を秘めています。まさに聖書が伝えるところのハルマゲドンをシナリオにしているかの如しです。

 今回の侵攻は、軍事の常識を知る国際政治の専門家たちには、想像がつかず有り得ないこととしていたが為に、予測が外れてしまってます。せいぜいが東部進出を予測した専門家がいたくらいで、まさかの全面侵攻を予測した専門家はいませんでした。ところがこれが宗教の面から見るとまるで違う面が見えてきます。

 今回の事は、ロシア産化石燃料の経済圏の存在を改めて明らかにしました。古くはファイブスターと呼ばれる国際石油資本から自国に利権を取り戻したのがプーチン大統領であり、英米のつまりユダヤ資本の影響を余儀なくされている各国から見れば期待するところもあると思われます。そして現在、フランスの大統領選が接戦になっています。ロスチャイルド系のマクロン氏に対して、自国主義のル・ペン氏が支持を伸ばしているのは、注目に値します。どちらが当選しようとも、EUが分断に向かっていることを暗示してるとしか思えないのです。

 要すれば、日本はこのままバイデン政権の言いなりのままでは危ないですよ、と言いたいのです。ウチら、聖書は関係ありませんので、巻き込まないで欲しいです。