戦争を望む者たち

 昨夜は風呂の電球が切れてしまい、やむなくスマホの画面の薄明かりで用を足したのでした。自転車のサドルを交換するための工具を求めて、わざわざ王子のコーナンまで行ってきたばかりなのでタイミング悪いです。そこで今朝は最寄りのケーヨーD2に向かいましたが、今度は棚卸のため臨時休業ではありませんか!ホームセンターなら安いLEDが入手できると思ったのですが、やむなくスーパーで電球を買いました。

 さて、ウクライナ情勢ですが、いかにも武力衝突に至るかの様な報道があるようです。米国が国民を引き上げさせたのをはじめ、日本の外務省も退避勧告を出しました。そもそもこの紛争は、ウクライナ国内の東西内紛に端を発し、NATOとロシアが権益をめぐって睨みあっているのですが、もともとはソロスやバイデンが工作資金を投下していた経緯がありますので、軍産複合体のいわゆるネオコンが伏線回収に向かったのだと思います。

 第二次世界大戦の勝利によって現在の地位を得た米国は、日本と違って戦争が正義というマインドの国です。チェルノブイリの傷を負うものの、肥沃な穀倉地帯と豊かな地下資源を持ち、実にオイシイ国として狙っています。一方のロシアにとっては、旧ソ連領であり西側へ天然ガスを送るパイプラインが通り、南岸にクリミアの不凍港を持つ要衝ですから譲れるはずはありません。つまり報道から受ける印象とはかなり異なるお互いの正義が存在していて、どちらかというとNATO側がちょっかいを出している感じです。

 ところで、日本とウクライナの関係は悪くないと思いますし、実は北方領土に移住させられているのはウクライナ人だと聞いています。そしてチャイナはロシアに対して、ウクライナ侵攻となっても加勢しないと言っていますが、よく聞けばどうぞと不干渉で容認するという文脈です。その際の米国の動き次第ではブータンや東沙諸島を狙うのでしょう。そして米国に多正面作戦を強いることを望むのは他にもイランなどでしょう。ウクライナに着火すれば、世界中のパワーバランスに影響して日本も他人事では済まないと思っています。

 本当はそれを一番望んでいないのはロシアだと思います。しかし脱炭素の流れでこの先の資源輸出を絞め出されれば、外貨を稼ぐことはできませんから、ここで賭けに出ることもありえそうです。

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