マスク・コミュニズム

 午前中のネット対応に手間取ってしまい、昨日は開店がだいぶ遅れてしまいました。土曜日に引き続き天気が良かっただけに少し惜しいことをしました。そしてこの週末も学会員さんのお願い参りは行われていたと思われますが、ポスターが効いていると思いますが誰も来なくなりました。

 さて、都民ファが国政新党の立ち上げを会見しました。ところが大掛かりな会見場を用意した割には、党首が兼任することのほか、要綱も所属議員も、ましてや具体的な衆院選の出馬計画すらありませんでした。小池都知事の出馬も関与もないというのです。

 まあ良いでしょう。何を企んでいるのかますます怪しいです。そして自公協力で自民の立たない当地、東京12区に擁立してくるのは決まっているでしょう。おそらくは東京ブロック全25区に擁立して、その中から比例復活で1人は当選させるのが常套手段に思えます。その上で、仮にみどりのおばさんが出ることになれば、現職の国会議員の中から靡く者が現れて、あっという間に国政政党が誕生するでしょう。

 ところで、大分県臼杵市の市議が議会で鼻出しマスクをしていたことを咎められて、議員辞職勧告が出たとニュースになりました。一応、議会のルールですが、科学的な根拠は証明出来ないと思われますので、裁判を提訴すれば市議会側が負ける可能性もあります。

 当初マスクについては、医師会などからは、十分な感染防止効果はありませんが、風邪症状のある方は咳エチケットとして着用すれば良いという程度のアナウンスでした。また、着用は酸素濃度が低下するので脳に影響するため、乳幼児は発達障碍の原因になりかねないから止めるようにと、小児科学会は注意喚起していました。

 そんな話が吹っ飛んだのは、ファウチ博士がつけるように言い出したからでしょう。そして都合の良いシュミレーションだけが取り上げられて、WHOの方針になりました。それでマスクが重要物資となって大儲けする国が出来ました。

 日本は民主党時代に作られた新型インフル等特別措置法の縛りがありますから、WHOの方針に従うまでです。しかし厚労省の見解では、感染防止効果は薄いことに変わりありませんが、一地方の議会に対してわざわざ出しゃばることはない様です。それこそ藪蛇というものですから。

 医療関係者の話では、マスクをする場合、一般的に市販されている不織布の物ならば、最低1時間毎に付け替えないとほとんど防御の意味がないそうです。ところが付け替えても雑菌の繁殖や歯周病などの亢進を招くでしょうし、鼻や喉の粘膜では免疫低下を促進します。つまり日頃から付けっぱなしにしていると、風邪にかかりやすくなるのでした。

 公衆での鼻出しマスクは、自身の健康目的と社会的配慮を天秤にかけた、素晴らしい折衷案だと思えます。そもそも大分県の人口密度を考えたら、こんな議論を全国放送するのは正直アホかと思います。ちなみに自分は第一波をやり過ごしてからは、とっくに鼻出ししていますが。。。あくまでも感染防止のためにです。マスクは危ないですから。