オリンピックもどき
夜になって激しくなった雨は日付が変わる頃からピークを迎え、先ほど止んだ様です。表からネコの喧嘩が聞こえてきます。今日の来客は、若いカップルが何組も訪れていたのが印象的でした。土曜日のデート、マンボウで人混みを避けて何処に行く事もなくお互いの家で過ごすしかなくて、ふらりと地元の商店街を歩いていたら古本屋があった、、、そんな感じでしょう。
夕刻に至らずに雨が降り出しましたので、客足は伸びませんでしたが、「日本の古本屋」のお問合せの方など単価の高いものや、まとめ買いの方がいましたので、まとまった売り上げになりました。詩集などの買取のご相談もありましたが、こちらは明日お持ち込みの予定です。
さて首相の渡米会談が終わった様です。バイデン政権はトランプさんの取り組みをことごとくひっくり返しているのですが、だからと言って対中政策などの外交が急転するわけでもない様です。ここ75年あまりの宗主国に呼び出されて、何を命じられたのか知りませんが、小さな話題の一つはオリンピックの件でしょう。
米国においてオリンピックは、アメフト、バスケ、野球ほどの関心はないと聞きます。陸上や水泳などメダルがかかっている種目だけは注目が集まる様ですが。そこで、コロナ禍のなか選手団を送ってくれるように要請したのに違いはないでしょう。しかしながら多分、外交辞令としての協力を取り付けるに留まっているのではないでしょうか。
すでに海外からの観客はお断りしている現状です。二階幹事長の発言が取り沙汰されましたが、出来ても従来のオリンピックとは呼べない大会になるやも知れません。橋本会長や丸川大臣は、二階幹事長は厳しい状況に「しっかりやる様に」激励されていると思うと、受け止めていましたが、、、どうでしょう?「それ本人に確認してませんよね!」という話です。
一方でパラリンピックについては、平常に戻らなければやらないと国際委員会の会長が早い段階で宣言していたと記憶していますので、今の状況で行くと中止だろうと思います。それを正式に決めないのは、オリンピックの開催に影響するからでしょう。
まあこのままズルズルと行くのでしょうが、あるいはそろそろ判断が出るのかも知れません。国民の声は、中止やむなしも少なくないと聞いています。それでも聖火リレーなどのイベントで予算をできるだけ消化しているのは、「今だけ金だけ自分だけ」の利害関係者が存在するからだと思います。その流れでのなんちゃってオリンピックもどきの開催はあるのかも知れません。