矛盾ばかり
今日は週末にもかかわらず、低調な日でした。緊急事態宣言に加えて寒波の冷え込みで、みなさん篭っているのでしょう。一方で買取のお持ち込みが重なりましたので、売り買い行って来いでした。
さて、今月末は本部古書会館で開催の我楽多市展に出品予定ですが、その目録が届きました。昨年は自粛期間前で開催できましたが、その後は各会とも中止に追い込まれた経緯がありますが、今回は特に中止の話は回っていませんので、入場人数を制限しながらの開催になると思います。
思い起こせば前回は、この時期に武漢で発生したとの報があり、その時チャイナはヒトヒト感染は無いと言ってました。ところが台湾などから入った情報では、SARSの新型と聞きましたので、マスクとうがい薬や消毒液を準備して、備えたのでした。一般には未だ危機的な話はなくて、展覧会の会場でひとりマスクをしてビビっていました。その頃は、入手した話をしてもバカにされるのがオチでした。
その後、感染拡大が進むにつれて、今日の大騒ぎとなったわけですが、その割には本質の見えない話ばかりです。現状では、本当にウイルスが蔓延しているのかも疑わしい点がありますが、つまり政府は全てのデータを公表しませんし、PCR陽性イコール感染者とみなしている以上、行政に従うほかありません。
今回の非常事態宣言は、医療リソースが危機に来ているということですが、欧米の感染者数に比べれば今日でもそう大したことはなくて、全病床数も医療レベルも世界トップレベルにある日本において医療崩壊が叫ばれるのはおかしな事です。昨年の夏には今日の冬場の状況は予想されていましたので、完全に準備不足です。おそらくは現場の2類指定感染症の医療から外れたところにある一般の医療は指を咥えて見ているだけなのではと、邪推してしまいます。
コロナ対応の医療従事者ばかりに負荷がかかり削られているのではないでしょうか。重症者以外はただの風邪かもしれませんし、医療全般から見た現状の体制は、あまり利口とは思えないです。最後はワクチンが整えば良いと考えているのが見え見えです。
しかしながら、ワクチンの副作用についてはまだまだ怪しいです。日本の場合は、感染って死ぬよりもワクチンの後遺症の方が確率的には危険だと思いますので、インフル並の5類感染症に変えて、広く一般医療で対応した方が良い様に思えます。