18(火)休みます
日付が変わりましたが、今夜も古いエアコンがいくら頑張っても冷え冷えとはなりません。かといって止めるときっと熱帯になるでしょう。エアコンは温度設定のみのオート運転で付けっぱなしにするのが、電気代の節約になると聞きますが、もうずっとフル稼働の状態なので電気代の請求が恐ろしいです。
日中も相変わらずの暑さでしたので、今シーズンは初めてですが、ホースを取り出して開店前に水撒きをしました。じっくりと撒いたつもりですが、あれよあれよと乾いてしまいます。それでも何もやらないよりはマシでしょう。
世間はお盆明けですが、いかがでしょうか。リモートあり、オンラインあり、それで都民は県境を越えるなですから、何が休みなのかグタグタな感じです。王子神社のお祭りも中止です。メリハリを感じない日常です。
それでも家にいると片付けをしたりと、じっとしてはいられない様で、持ち込みや買取のご依頼が舞い込みます。お持ちになる場合は、事前にご連絡ください。原則は予約制でお願いしています。
今日の方も、大きなバッグにコミック、小説、レシピ本など持ち込まれました。当店では買取らない内容ですが、あまりに普通に持ち込んで来ましたので、以前にも持ち込まれたかを伺うとやはり、前のオーナーのコミック専門店時代に取引があった様です。原則、お持ち帰り頂くのですが、この猛暑のなか忍びないので、例外的に引き取る事にしました。
引取のご相談に関していつも思うのは、本を売りに来るというよりは、処分に来られる傾向がますます強くなっているということです。こちらは常に身銭を切るつもりです。値段が付かないものはお引取り頂きます。
ですから、ご相談が来ると色々と伺います。「捨てるのが嫌なんだから、つべこべ言わないで受け取れよ」っていう心の声は聞こえています。こちらは商売にならないものを受け取ると、無駄に時間と労力を消費します。
個人情報も伺います。お名前、お住まい、お仕事などを伺うのは法定事項です。古物営業法の決まりです。
古本屋が世間でどれだけ低く見られているのか、よく承知しているつもりです。長老は、だから銭儲けで見返すんだと言っていました。頭はいくら下げても腹の中は違うんだとか。
ウチは滅多に頭を下げません。嫌われるのは構いません。嫌われ続けて半世紀です。頭を下げないどころか、よく説教します。気に入らない方は出入り禁止にします。ビジネスです。買取であれば、品代の他にそれを取り巻く諸事情を鑑みて、常に等価交換であることを心がけています。
別に相手がお客さんでなくても、同業だろうが、老舗だろうが、警察だろうが、政治家だろうが、、、考え方は同じです。
さて明日(本日)火曜日は店の方はお休みします。
市場の方、古典会&洋書会を覗いてくるのと、資料会の前日の出品の手伝いです。