ホントに2波目なの?

 我楽多市古書展がはじまりました。今日31日は、池袋西武の方でも古本まつりの初日であったので、池袋から流れて来た方も少なくなかった様です。8/1は高円寺の西部会館でも即売展が開催されます。またハシゴされる方もいらっしゃると思います。

 さて今回の我楽多展ですが、参加を見合わせた書店もあり、密を避けたゆったりな会場となっています。デフレ傾向の世相を反映してか、弱気な値付けの書店が目立ち明らかに買い手市場となっています。

 外税ですので、あらかじめ消費税分の価格を値引きした様な、さらには割安感のある値札になっている感じです。消費税の増税額は実質、小売業者が負担をしている面が問題とされていますが、まさに絵に描いた様な状況です。

 さらにはこの病禍ですから、またいつ休業要請がかかってしまうか分かりませんので、売れる機会に売ってしまおうという事でしょう。実際、今日の発表で東京都では460人を超えていて、ご来会を見送った方も少なくなかった様です。

 ところで、第2波が来たと喧伝されていますが、どうなんでしょう?

 比較にはならないかもしれませんが、スペイン風邪の場合は第1波のピークは春と夏に2度ありました。若者が多く亡くなった第2波は秋冬に来ています。

 今回の武漢コロナウイルスについて、日本では春先は中国由来、現在は欧米を経由したものと思われますが、ほぼ同じタイプで、自粛期間中に接触機会が減った分だけピークがふたこぶに先送りされた様な気がしています。

 ほぼ同じタイプと感じるのは、日本では自然免疫及び獲得免疫で抑えられて概ね重症化せずにやり過ごしている感があるからです。スペイン風邪の2波目は、老人は若い時に感染したことがあるタイプだった為、特に若い人に被害が出たことが分かっていて、全く形相が変わりました。

 現在、コロナは年寄りだけ注意すれば良いという風に思われがちですが、今後はどう変異するか分かりません。涼しくなってからが特に注意が必要かもしれませんね。しかしながらSARSコロナウイルスの様に第2波は無くて消えてしまう事もありますから全く分かりません。

即売展

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