刺激しているのは米国政権

black ceiling wall

 我楽多展の最終回は、最期を見届けて下さるご来会にも恵まれて無事に終了しました。ありがとうございました。目録にご当選された発送希望につきましては、明日より順次お送りいたします。分量によってゆうパックになる場合は月曜の発送となります。なお暫くお待ちください。

 さて「さよなら我楽多市」とした今回、目録の冒頭にも参加書店が相次いで退会を願い出たことから存続が厳しくなった経緯をお伝えしましたが、休会という形でお示ししております。そこで、ご来会いただいた方々からいただく声には当然として、再開の予定などをご質問頂きます。しかし今のところは全く目処が立ちませんので、閉会に近い状況でしょう。再開の目を潰さない意味での休会と承知しています。

 こうなると同人のあいだからは思い出話も出て参ります。歴史を遡れば意外と古くて、ところが古参の同人でさえも第一回目の開催が果たしていつだったのか今のところ記録がありません。少なくとも窓展よりは古いという声がありました。最初は目録の発行が無かったそうです。つまり第1号の目録よりも起源は古いので、組合の月報などを丹念に当たらないと断定できない様です。そう聞くと惜しい物を失くしてしまった感も湧くのでした。

 さて話は変わって世界情勢です。というのも極東がキナ臭くなって来たので注視しています。米国ペロシ下院議長のアジア歴訪に際して訪台が予定されているため、中共の反発が起きています。私感ですが、ウクライナ紛争が領土問題においては確定していませんが、経済的側面で見ればルーブル経済圏がBRICsのあいだで立ち上がりロシアが勝利したと見てとれますので、争点が東アジアに移ってきた感じです。

 これは一言で言えば、半導体利権をめぐる仲間割れによって表面化した現象でしょう。ひとつの中国を標榜されていますので、単なる領土問題と見えてしまいがちですが、実のところ中共にとって戦争で台湾を奪取するつもりはないと思われます。現に台湾の中枢は外省人ですから、もともと中共が握っているうえに技術を盗むバックドアとしてならば、現状の方が良かったりするはずです。

 従来から報道されている印象で、中共に台湾占領の野心があるとの言説は、実のところは軍事的な干渉ができるように米国側が発信している情報操作の一面もあると思っています。アメリカという国は戦争によって成功した国ですから、悪く言えば、戦争を吹っかけるタネをいつも準備しています。

 はっきり言って、戦争をしたいのはアメリカの方だと感じるのです。そして中国は一枚岩ではありませんし、また半導体をめぐってはGAFAとの仲間割れもありますから、ひいては日本側の親中勢力も皆同じとはならないでしょう。安全保障においては米国の属国日本ですが、同時に中共には経済的に隷従していますので、ややこしいことに巻き込まれているのことになります。首相暗殺にだってそのような力学が作用していないとも限りません。

 空母ロナルド・レーガンの空母打撃群が台湾に向かったと聞きます。水面下での緊張は極度に高まっているかも知れません。ウクライナの仇を台湾でとるつもりでしょうか?あるいは中間選挙は共和党という流れを止める為でしょうか?それに世界新秩序NWOを推進している方々にとっては今の社会体制が壊れた方が良いのでしょうから、何かと符合してきます。日本はどうしようも無いでしょう。ワクチンの件と同様に、政府は国民を守る気はないということを忘れてはいけないと思います。

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