日本的たすけあい
朝からの激しい雨は昼頃には止んでいて、今日は降られずに済みました。ところで今朝の未明でしょうか?千葉沖で大きめの地震があった様です。スマホのアラートは鳴ったのでしょうか?爆睡していて気づきませんでした。
コロナの第2波とともに、危ぶまれているのが巨大地震の襲来です。7月は東京がヤバイとも噂されています。今の科学では地震は予知できません。その原因についても、プレート説や断層説で説明されていますが、実際には諸説あります。
中には、断層が無くても起こりうるという話もありますし、断層は原因というよりもむしろ結果であるという意見も存在します。
さておき東日本大震災以降、日本の大地は収まりを見せていないのが専門家の共通した見解で、更には火山帯のマグマも活発化している様子に本当は余談が許されない状況です。
そして、非常時には日本的たすけあいが底力を発揮します。首都東京に於いてもそのたすけあい精神が能動的に現れることを期待します。都市部にあって、隣が誰だか知らないことが常態化している中でも起動してくれることを祈念しているのです。
アメリカではこのコロナ禍で、低所得層やスラム街での感染拡大と死者が酷いのですが、健康保険制度を始め貧しい世帯には辛い環境があります。これは新自由主義的な思潮の中で、よく言えば自分の身は自分で守る自由、悪く出ると自業自得の自己責任論による切り捨てとなっています。
そのアメリカ政府でさえ、このコロナ禍に飲み込まれて、貧しい層にも無償で医療提供や検査さらには、将来ワクチンの接種まで手厚く救わないと、ひいては富裕層に感染が及ぶことを身をもって体験しました。
大袈裟に思われるかもしれませんが、これによって新自由主義の終焉だと思っています。あるいは西洋人に見られる闇の部分、奴隷社会とか、女は男の所有物とか、数%の超富裕層が世界の富の大半を所有するとか、そうした精神、文化、社会を根底から見直さないと生き残れない状況がすぐ目の前まで来ている感じがしています。
幕末から明治以来、特に大正デモクラシー以降、あるいは戦後、欧米にかぶれた日本人は大脳を整理する時節が来ている様です。