今回、日本は大丈夫です
さて明日で当初の緊急事態宣言の期限が来るものを、専門家会議、首相、大臣らの会見があり今月末まで延長になりました。曖昧な結果からの判断であり、具体的な反省点は述べない、終息の具体的目標値も言わないで、本当に頭を抱えてしまいます。
大枠として、人の動きを止めればウイルスの伝播が沈静化するのは、子供でも解る事です。しかし日本は別に感染爆発しているのでは無くて、海外諸国のロックダウン後の落ち着いた感染者数の推移ともともとが同じ様な推移でしたから、劇的な改善は望めない事は最初から分かっていました。
終息の具体的目標値も言わないで、順次地域毎に解除しますって、初めから今日までずっと0の岩手はこれ以上どう改善したら良いのでしょう???
基本再生産数などの疫学的な理論で机上の計算にばかり目が行ってませんか?だから重ねての注意喚起が冒頭で「ソーシャルディスタンスを取ってください」となります。人と人との接触機会を減らせば感染が減らせると・・・。
専門家会議の皆さんは本気で感染を防ぐ気がありますか?
コロナウイルスは、プラスチックの上で5日から10日間は活性状態です。無自覚の感染者が手にした物から、第三者の手に移り、また手から手へ・・・やがて誰かの目、鼻、口へと運ばれる。3密とは関係ありません。1人が何人に感染させるかという実効再生産数という考えはあまり現実的ではありません。もちろんクラスター対策は破綻します。
注意喚起の3番目が、「手を洗ってください」ですが、これが一番ではないのですか???そして付け加えると、「顔に手を持っていかない」でしょう。
ところで数値を悪化させているのは、院内感染等による医療サイドです。今回は専門家及び専用施設の運用の敗北なんだと思います。SARSコロナの情報をちゃんと参考にしていればもう少しマシな対応が出来たでしょうに。物から人に感染するので、結核やインフルとは違うのでした。
しかしながら、日本はもう大丈夫でしょう。その後の抗体検査から150万人ほどが無自覚で感染して抗体がある様です。以下の鹿ハンター先生の話が分かり易いです。
東京都の60歳以下の死亡者数は現在たったの10人です。お亡くなりになった方にはすみませんが。この自粛騒動は無意味に経済を破壊したと思います。また、今秋には第2波が来ると言いますので、今回の専門家は更迭して、次の準備を怠らない様にお願いしたいです。
なお、クルーザー船で陰ながら活躍された大宮の部隊ほか自衛官の皆さんや、自衛隊病院の皆さんらは院内感染ゼロと聞いています。今後は厚生省では無くて、防衛省を中心に防疫に当たって欲しいものです。