学校を休校に

 結論から申せば、遅いくらいの政府発表ですが、ウイルスを押さえ込むには必須でしょう。

 例えば、従来のインフルエンザですが、我々が子どもの頃はワクチン接種が義務付けられていました。その時代に比べて、現在はワクチンが任意となって各地でバラバラの対応になった様ですが、ワクチンを接種している校区では、その地域の老人のインフルの罹患率や死亡が少ない傾向を示していることが知られています。

 つまりは学校はクラスター感染の起点になり得るのは、明白だったのですが・・・。

 下図は、首相官邸のHPにある注意喚起のメッセージですが、1月までは、子ども2人のイラストと、主な感染場所として、「学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所」となっていましたが、やがて学校と子どものイラストが消され、今や劇場も満員電車も消されてしまいました。

 政府はまったく腰が座っていません。確かに若年層は例え罹っても重症化しないと思われていますし、学校を休校にした場合の共稼ぎ世帯などへの説明に困ったのでしょうか?北海道などで学校の感染が確認されてやっと声を上げてきました。容易に想定できていたのに。

 そもそもインフルに比べたら、それほど恐る事はないから、心配しなくて大丈夫だろうということでしょうか。

 ほんとに大丈夫でしょうか?日本でも一度治った方がまた罹患しています。潜伏期間もハッキリしないし、抗体も出来ないかもしれない、となると未だ良く分からない病には、ゼッタイ罹らぬ事です。

 このまま市中感染が広まれば、都市封鎖になりかねません。

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