缶詰など備蓄しましょう
土曜日のゆうパックは本局まで行って発送します。途中、王子5丁目団地を突っ切るのが近道ですが、ケヤキの木々からの蝉しぐれのなかをくぐります。ミンミンゼミとアブラゼミの競演で夏の盛りを表現しています。曇り空が救いです。この数日は気温が落ち着いて過ごし易いです。
昨日の夕方は、オートバックスに立ち寄った先輩書店さんから声が掛かり、急遽施錠してルイでお茶をしました。ヤフオクなどもされてますが、出張買取の卸売りと即売展が主戦場の方ですから、時間が自由ですし実質夏休みに入られた様です。業界きってのアイデアマンですし、その発言力もカンダに通る実力者ですので、難しくなりそうな今期においては、特に組合についてもオチカラを頂かねばなりません。
というのも思い過ごしならばよいのですが、今年後半はいよいよ日本が窮地に追い込まれるのではないかと感じるからです。もちろん遠い将来は明るいと信じていて、またそうである様にしないといけないと思いますが、ここから2~3年は大峠で特に厳しいと予測しています。
具体的には安倍元首相が殺害されてからの米中の動きです。なにか日本が嵌められていくような、そんな感じがしています。報道ではあたかも中共を封じたかのようにペロシ下院議長の極東歴訪が語られているように思いますが、誰が習近平氏の言質をとったのでしょうか?すべては憶測に過ぎません。
さきのウクライナが、あれだけ国土が破壊されるようなあるいはロシア兵の損失もバカにならない状況なのに、ウクライナは実質ロシアからの天然ガスの供給を受け続けています。これは最低限のところはお互いに握っているうえでのプロレス、デスマッチに他ならないのであって、ウクライナの一般国民からすれば嵌められたも同然でしょう。武器商人が儲け、産油国が儲け、小麦輸出国が儲けました。NATO諸国から戦場に供給されたはずの武器はウクライナ政府によって転売され、中東辺りでの次の火種になりそうです。
そういう状況証拠があるなかで、陰謀論とレッテルを貼ってしまうと、目の前のことについても思考停止してしまいます。話を極東に戻せば、台湾有事の一番の争点はTSMCをめぐる半導体利権に他なりません。そこに深く関与して、最先端チップではないにせよ熊本に誘致してきたのは他ならぬ安倍さんであったのであり、一方のアメリカも自国の生産体制をインテルを中心に再構築しつつもGAFAらの需要に間に合わない状況にあって、TSMCやサムスンを押さえておく必要があるでしょう。
そこで問題なのは、米軍戦闘機のチップがTSMCから人民解放軍に渡っていると言われるように、台湾の実態は中共のバックドアという一面があることです。自由主義体制を謳歌しつつも経済と軍事は中共に依存しているのであって、独立する気などサラサラないと思われます。中共にとっても何時でも併合可能なはずで、そうしない方がTSMCなどを通じて他国に入り込むことが容易だからだと思われます。
今回のペロシ氏の訪問で、「自由で開かれたインド太平洋の促進」という言葉も出ていて、要は安倍構想を横取りしに来ているのでしょう。そのうえで、中共との対立は、日本を戦闘の矢面に立てようとしているのではないかというのが、九条改正や緊急事態条項をアメリカが押してくる理由でしょう。そうでなくとも海自はまるまる第7艦隊に隷従していますので、本当に有事が目の前で起これば、日本国民のマインドはどうぞ使ってくださいと超法規的な措置もあり得るのではないかと思います。ですから台湾よりも九州沖縄はそうとうヤバイと思います。
まあしかし、これはシロートのたわごとでしかありません。ですが、世界的不作や流通の問題もあって、それに加えていろいろと懸念がありますので、今後は食料品の高騰は免れないでしょう。ここに政府は補填するのでしょうか?今、物価高騰と言っても、石油価格等の連動であって、日用品や工業生産品の実態は高値になっても売れないのは変わらないでしょう。そうして賃金は上がらぬままに、生鮮食料品の値上げばかりか供給もままならない状況になると予想しています。くわばらくわばら。