参政党は国政政党に
比例1議席にて神谷宗幣氏ひとりの当選になりました。それでも全国45選挙区での健闘もあって、得票率2%以上の条件を満たして念願の国政政党になりました。おめでとうございます。昨夜8時の投票締切りからすぐに出口調査の結果から、比例1名の当選は確実とされていましたが、その後今朝になっても2人目には至らず開票を終えたのでした。
選挙区では合計200万票に達しているにも拘らず、比例票が伸び悩んで180万票にも至らなかったのは残念でなりません。消えた25万票を探したくなるのは山々ですが、この結果を丸々飲み込んで次のステージに邁進することが大切なのだと、先ほどの新橋での演説からも理解しました。
ところで昨夜amebaTVに出演した神谷氏から、超過死亡数とワクチンに触れた発言が出た途端のコメンテーター達の顔色の変化は筆舌に尽くせない異様さでした。いじけ顔、あるいは必死に思考を止める顔、そして異星人と出会ったかの様な不思議顔など、三者三様でしたが、いわば暗黙の放送コードでこれまでは蓋をしてきた内容に対しての答弁は持ち合わせていないのが、放送界ということでしょう。
つまりこれこそが、参政党がもう一歩の支持を広げられなかった障壁でもあります。実際、同世代の間でもネット環境に無ければ参政党の街頭演説やタウンミーティングの内容に触れる機会が無くて、知らない人が少なくありませんでした。そういった方々に参政党をアピールするには、実際に街頭演説などに行ってもらう他は無かったのが自身でも集票出来なかった反省点でした。いざ説明だけでは、反ワクチンのカルト政党という風評に負けてしまいました。ネットで知った一部の若者が熱狂して芝公園に集まったという図式で語られ葬られる範囲の話を越えていません。
加えて世の中は、グローバルな左傾社会が前提になっていますから、とくに「天皇」という単語が政治の場で出てくるだけでアレルギーがあるのでしょう。自民党でさえ実際には、亡くなられた安倍元首相の周辺のわずか18%しかナショナリストはいないのですから、普通に日本人が伝統文化を堅持することを政治の場に持ち込むことでさえ異質に、異端にみられるほどに、この国の国民に通底する意識は無意識に反日な訳ですから、急にそんなこと言われても思考ラインは変わりません。
ですからたとえ1議席でも得られたこと、そして何よりも地方から全国の至るところに於いての政党要件を満たす集票運動が功を奏して国政政党の参政党が誕生したということは、今後の活動の橋頭保が出来たこととして大変喜ばしいことです。少なからずメディアも無視できなくなるでしょう。さて選挙が終わりましたので、店頭には再びよしりんのポスター、「目覚めよ国民」を貼りなおして気持ちを入れなおした次第です。