制裁とは裏腹に弱体化する米ドル

collection of banknotes with dollar bill on top

 一段と暖かくなり春らしい日が戻って来ました。桜の開花はピークを過ぎて青葉が顔を出して来ました。午前中は前のグリーンさんで髪を切ってサッパリしました。髪の毛は邪気も呼ぶと言いますので、お悩み事のある際は散髪をされるのも良いでしょう。それで悩みが解決する訳はないと思いますが、にんげん形から入ることもアリだと考えます。

 さて、ウクライナでのロシア軍の非人道的行為について、その真偽はともかく、G7各国は追加の制裁に動き出しました。在日外交官の追放なども議論されている様子ですが、今夕、岸田総理から石炭の輸入停止などの表明が予定されています。米国からは既に、ズベルバンクとの取引を停止するとの発表がありました。これでロシアとの銀行取引はほぼ完全に出来なくなるでしょう。

 ところが、現状では依然として西側諸国はロシアからパイプラインで送られる天然ガスを毎日使い続けています。当のウクライナでさえ、一旦は自国を通過するロシアのパイプラインがハンガリーに入るや再びパイプラインで供給されていて、つまり形だけハンガリーから買うことになっていて、実質はロシアから供給されていると聞きます。そこで唯一決済を可能に据え置いていたズベルバンクまで停止するとなると、西欧各国の混乱は間違いないでしょう。

 おそらくこれは暗号資産による取引への移行を強める結果になるでしょう。陰謀論的に言えば、バイデン氏らによるドルの基軸通貨としての位置づけを破壊する工作が始まったと思われます。つまりこの戦争にかこつけて、将来の世界統一デジタル通貨への道をつけているのでしょう。現実にロシアから西欧や、当のウクライナへ毎日毎日、エネルギー資源が供給されているのですから、制裁とは名ばかりで、他に目的があるとしか思えないのでした。

 しかしながら、NWOへの道も一筋縄ではいかないのではないでしょうか?成功するとも限りません。否応なくワクチンを打つ流れが作られた様に、今回、戦禍に乗じてロシアをドル決済から強引に外すかに見えますが、デジタル人民元の伸張なども想定されるところですから、西欧諸国がロシアとの決済に於いてどう振舞うのか、すぐには既定路線が出来る訳ではないでしょう。暴落したロシア株に介入することで儲ける動きもありますので、一旦はルーブルの決済が有効にされるのではないでしょうか。

 武器売買で儲け、あるいはロシア株で儲け、化石燃料の高騰で儲け、また戦後の復興に儲け話が予定され、、、一般住民が苦しむなかでハゲタカどもが暗躍しているのが現状でしょう。過去、日本は日露戦争の当て馬にされて、ロシア革命の一助とさせられたという視点から見れば、またやってるとしか思えないんですよね。。。

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