国防と子ども大事は同じ話です

 予想を裏切って昨日の雨は午前中のみでして、午後からはカラッと秋晴れになり滞りなく開店出ました。ところが今日はちょうど正午からポツポツと降り出しまして、しっとり小雨模様です。読書の秋に水を差すわけですが、夕方から早仕舞いで出掛ける予定がありますので、ちょうど良かったかもしれません。

 緊急事態措置などがすっかり明けまして、一日の陽性者数も東京は20人に満たない状況です。今夜は赤羽で人と会いますので、一番街の飲食店などが復活されているのかどうか見てきたいと思います。さて昨日は選挙公報が届きました。選挙区は公明、共産、維新のみで特殊です。各党とも党の有力者が地盤であったり地縁があります。

 突き詰めれば、この3党とも天皇陛下のご存在を良くは思っていませんので、それだけで選択肢が無くて萎えてしまいます。共産のイデオロギーは皇室を亡き者とするのが本質であって戦後、今日の憲法制定について第1条が呑めなくて反対したことを忘れてはなりません。公明にとっては大作先生は陛下よりも大事な存在です。維新が似非保守なのは、仁徳天皇陵に気球を揚げて空から見下ろす観光地にしたいという発言からその真意は明らかです。

 それもこれも西洋の王族と同一に皇族をなぞらえているからいけません。天皇が暴君であったり独裁者であったためしはありません。一貫して日本国の祖霊を祀る神主のようなご存在であり、国民を代表する喪主のようなものですし、また家長として国民の安寧を祈るご存在です。ですからご血統のみを唯一の存在理由とすることで篤く敬われてきた訳です。

 そしてご皇室の永続をお守りするなかで、派生してきた諸々の物事が日本と日本人を形成してきました。この有形無形の日本を象徴するものこそが国体といわれるものの正体でしょう。国体の保持を条件にポツダム宣言を受け入れて武装解除したという経緯を、今の人は忘れてしまっていますので、あるはご皇室におかれても今般の内親王の婚儀などを見ても崩れてきていて、実はこれらのことから日本は自らによって国家の内部崩壊の危機を招いていると言えそうです。

 本質を語ると難しい話になりますが、まずは海外勢力から国を守る意識があるかどうか、今回の選挙では国防や経済安全保障に関心を向けている人に投票するほかはありません。すなわちそれが子どもを守る話にも繋がっているとも思えますので。