希望は何処へ

 けさは『月の砂漠』のオルゴールで灯油の辻売りがやって来ました。10月もこの週末まで、冬の訪れを感じます。午前中は目の前のグリーンさんで髪を切りました。白髪がまた増えたみたいです。しっかり細部まで染め直してもらいました。

 選挙の話になれば、今回は入れるところがないと言う声が多いそうです。ここ東京12区は過去に小沢旋風に乗った青木愛さんが、当時の公明党代表であった太田氏を負かしたことでも知られる通り、リベラル浮動票の行方が侮れないのですが、その多くの声が入れるところがないと言っているのです。

 また一方で、維新の阿部氏に期日前投票を済ませた話も聞きました。保守系の浮動票もまた自公から流失している感じです。菅さんでは戦えないとして、岸田氏に顔を変えての総選挙ですが、勝てども岸田氏では物足りなかったという結果になりそうです。

 今朝の虎ノ門ニュースでも武田先生が仰っていた通り、今の選挙制度は現職の保身に有利な形であり、政党選択を強要されるという点では、本来、憲法で定められている代議士という人物を選出することからは外れていることになります。現状の公職選挙法は憲法違反という考えもあるのです。

 そのような背景もありますから、特に東京12区はドッシラケでしょう。本来は当地で立つはずの自民党の高木けい氏は、比例東京ブロックで名簿第一位の自動当選ですから、保守色はあまりない戦いです。それなのに公明VS立憲共産党VS維新、、、となると旧希望の党の受け皿がありません。

 その点では岸田首相が二階氏を外し、かつ選挙日程を繰り上げたことで、小池氏が動けずにとうとう病気療養に押し込められ、都民ファーストからの新党が機能しなかったことが大きかったかも知れません。それならば、国民民主がここに立てればワンチャンあったかもしれませんでしたね。。。

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