謎の死亡者数が急増しています
半袖シャツ1枚で十分という暑さが続いています。週が明けて国会が始まり、いよいよ岸田内閣がスタートします。そして新総理より示された政治日程では、今月19日に衆議院選挙公示、31日投開票とありました。あまり時間がありませんので準備される裏方さんは大変ですが、スピード感があって良いと思います。
新内閣発足にあたり、国民の信任を得ることに焦点が当てられた選挙になりますから、政権交代の現実味のない野党には辛い選挙になりそうです。高市氏を推す勢力が少数派であったことでも分かりますが、今の自民党は概ねリベラル左派ですから、自民党が左にウイングを広げれば広げるほど、野党の居場所が無くなって来た感じです。
特に枝野さんのところなどはもう、ほとんど共産党という所まで寄せられてしまいましたから、存在意義を失って溶けていくほかない様に見えます。だからと言って自民党が圧勝するわけでもなさそうですし、その根本原因はグローバル志向から抜けられないことにありそうです。
行き過ぎたグローバル化が、数々の歪みを生じでいるのが一番の問題であって、その意味での真の保守が存在しないことが、現代日本の不幸なのでしょう。一例を挙げれば、新型コロナ対策を見ても明らかです。
世界中の統計を見ても、人口の1%も感染していない日本は、特別に被害の少ない国です。ですから、海外の感染対策に合わせる必要はありません。海外がワクチンで押さえ込んだ状況よりも安全な日本です。そうであれば、WHOの指針に従う必要性は全く感じられません。ところが多くの国民は、別世界であるはずの海外の酷い感染状況をテレビで見せられて、恐怖に煽られて早くワクチンが欲しいという言動をする始末です。
よくよく世界の統計と比較して目を覚まさないといけません。そして、それとは別に注目しなければいけないことがあります。コロナ死者数が急増しているわけでもないのに、今年の人口動態における死亡数の推移は、東日本大震災以来の異常値を示しています。つまりコロナ死ではない死者が急増している事の原因を考えなければいけません。もっと自国を中心に考えることがあるのです。