政権交代

 午前中は先日ご相談のあった某マンション宅まで買取に伺いました。当地で店を始めて以来のお得意様ですから、玄関先に取りに伺ったことは何度もありました。今回は引越ですから、書斎にお邪魔して全貌を把握して、最適な方法をご案内せねばなりません。

 その結果、まとまったジャンルのものは市場に出品することにして、まずは台車で持ち帰って来ました。今日までにハードカバーはほとんど持ち出していましたので、書斎の4面は文芸書の文庫でびっしりと作家別に並んでいる状況です。たとえいっぺんに持ち出して市場に出してもかかるコストに見合わないでしょう。

 引越までまだひと月くらいありますので、文庫の方は度々伺って台車で持ち帰ることになりました。店に近いがゆえに可能な方法です。それ以外の方法では、引越費用の足しにしたいという金額をお渡しすることは叶わないでしょう。自店でどれだけ売り切れるか、ネットも駆使してどうなるか、一般に文庫は単価が低いですから厳しい戦いになりそうです。

 さて、これから2時間後には新大統領の就任式があります。先ほど、現大統領の退任式がライブ中継されました。同時通訳がCNNのコメントを和訳してましたが、酷い内容です。一方の大統領演説は簡潔で、4年の実績の裏打ちされた自信に溢れたものでした。公約の8割を達成したのですから当然のことでしょう。従来の政権は公約の2割も達成できていませんので。

 米国の中産階級にとっては夢のような4年間だったと思います。大幅な減税と賃金の増加でしたから。また失業率も4%を切っていましたから、多くの労働者が職にありつく事ができて、働く喜びを享受できたと思います。人間は自らの汗で稼ぐことが一番の生きがいだと思いますので。そして外交手腕も、経営者的目線でのディールによって発揮されて、中東に平和をもたらしました。この1年のコロナパンデミックさえなければ、もっと評価がニュースになっていたはずでしょう。

 本当は軍事オプションで不正選挙を覆す方法もありました。それでも最後まで、民主的手続きで挑戦したことに、真の愛国者を見る思いがしました。国民が分断されて内乱状態にでもなれば、それこそ某国の思う壺だからです。支持派にとっては、判事や副大統領などに不満があるでしょう。これについては、そのご家族の生命を脅かす様な脅迫があったと聞いています。残念ですが仕方ありません。

 明日からは新政権と対する日本ですが、多くの官僚はこちらを望んでいた様ですから、その点では問題はないのでしょう。しかしながら、だいぶおかしな選挙の果てに米国はまるで社会主義に向かうのですから、日本は新政権側の報道一色だったことを踏まえると、日本の政府、政権も既にサイレントインベーションが達成されていると見て間違いありません。

 あまり真面目に思わずに、のらりくらりとやり過ごしていく他に思い当たりません。。。

 

雑談

前の記事

ゆっくりやります
時事問題

次の記事

ワクチンなど