後遺症

 風も止んで今日は爽やかな散歩日和です。しかし報道では、まん防の延長が検討されているという話もあり、ぶらぶらと出掛ける気分には水を差しています。オミクロン株は罹っても軽症がほとんどですが、感染者数は多いので、従来の医療体制では逼迫も止む負えません。あるいはmRNA製剤の影響で持病が悪化することも病床を埋める結果になっていると想像します。

 そして軽いはずのオミクロン株ですが、コロナ後遺症を訴える方も増えてきていると聞きます。そもそもmRNA製剤のせいでコロナに2倍罹り易くなる話がありましたが、オミクロン株では3倍以上罹り易くなっていて、一部ではADEを疑う声もありますし、ワクチン後遺症もあるのではないかと思います。

 その症状は人さまざまですが、全身の倦怠感、ブレインフォグなどから気力が無くなってしまい、本人以外には分からない辛さで、精密検査は正常値のことから心療内科に回されてしまう話もある様です。欧米では、ロングコビッドあるいはワクチン後遺症としての体制ができましたが、日本では未だにワクチン推進ですから、なかなか本質に届きません。

 すでに英国ではワクチンやマスクなどの感染対策や規制は撤廃されました。英国の医療情報は公開されていて、シカ先生も解説されていますが、データからみて科学的に判断された結果の撤廃です。欧州はもう別のステージに入っていると思います。ロシアのウクライナ侵攻に対応せざるを得ない状況になっています。

 今日には、露宇会談がある予定ですので、急展開があるかも知れません。正直、プーチン氏の思惑通りには行っていないのでしょう。ゼレンスキー大統領が逃げずによく戦っていてキエフが落ちないので。ロシア軍の士気もはじめから良くなかったと聞きます。

 先の仏・マクロン大統領との対話では、プーチン大統領はロシアとウクライナの歴史的関係に拘っていたそうですから、ウクライナはロシアの一部であるという意地もあるのでしょう。ところがロシアの若い人々はその様な保守的な話にはついていけないのが実情のようですから、プーチン氏から国民の人心が離れているのが、戦果が上がらぬ結果になっているのかも知れません。

 今回、会談を前にして核の使用も示唆して脅しているのですが、今後の大統領選も予定されていますので、プーチン氏としては一歩も引けないのではないかと思います。ウクライナの善戦をみて、EU諸国がうかつに深入りすることだけは勘弁願います。SWIFTからの除外に日本も参加しますが、内外ともにあまり強く締め上げてしまうと、暴発するかもが心配です。