都構想もとい大阪中化構想
プロ野球では、セ・リーグはヤクルト、パ・リーグはオリックスがペナントを制したと聞いています。両リーグとも前年の最下位が優勝したので、選手の方々には失礼ながら珍事と言ってもよいでしょう。色々な事が大きく変化しようとエネルギーが動いている感じです。固定概念が崩れる感じです。新しき事を始めるのを窺っていた方にとってはチャンスなのかも知れません。乱世と言っても良いでしょう。
今回の衆議院選挙では、それをまざまざと見せつけられました。1番のショックは大阪ですが、それは後述するとして、まずは立憲民主党。枝野くんは党首を辞任することになりそうです。共産党との選挙協力に活路を求めるほど手詰まりに至っていたことになりますが、懸念された通りレンゴーなど労組の支持も離れドロドロと溶解していく感じです。毒饅頭を喰らった結果、立憲共産党と揶揄されるのも仕方がないです。与党が左傾化している今日では、従来の左翼政党は役割を終えたと感じます。
それら左翼政党の代替えとして、れいわ新選組が衆参両院で5名の国会議員を擁する公党に躍進しましたので、NHKの日曜討論などメディアへの露出も増えるでしょう。しかしながらこれまで選挙に行かなかった層から更に集票できないともう頭打ちでしょうから、社会不満の募る方々のガス抜き程度しか出来ないと思います。
今後の政局は、自民、公明、維新の3党が中心になることは明らかです。その際に大阪は完全に維新が取りましたので、まあ末恐ろしくもあります。日本各地で土地が買われ、あるいは水源が買われるなど国外の勢力に侵食されていますが、大阪も例外ではないでしょう。親中派は維新を使って、大阪を表向きは国際都市にその実は一大中華街に変貌させるかも知れません。そこに公明党の影がチラついています。
今回の選挙、公明党のやりたい放題になりました。例えば石原伸晃氏の落選など、本来推薦に回っているのですから全面協力のはずですが、敵対候補に票を回したとのうわさがあります。わが地元でも自公で維新に票を回した可能性が否めません。そして大阪です。もともと大阪は阪神VS巨人でも分かるように、アンチ東京の心理があります。その深層心理に乗じて、アンチ自民の情報操作に巨額の資金が使われたのではないかと思います。もちろん今に始まったことではなくて、府・市議会から自民党を排除しつつ国政選挙に繋いできたのでしょう。身を切る改革で表向きは企業献金を受けない維新ですが、例えば中共のメディアへの工作資金流入などが考えられますし、自公の親中派が一枚噛んでいないと、今回のような鮮やかな選挙結果にはならないと思います。
政界はすでにの保守与党と左翼野党という2つの対立ではなくて、従来の野党が弱小化してしまい、自民・公明・維新のウチウチでの綱の引き合いになっているのでしょう。自公維のなかに右も左もあるわけです。今後のことは、「日本の尊厳とを護る会」の活動に注目したいと思います。ですがこれとて背景には米軍という海外の力と連携している状況に変わりません。日本人ひとりひとりがしっかりしないと日本人は消滅しかねないところに来ています。特に大阪ですが、日本人が安心して住めない街にしてはいけないと思います。