国際金融の中で
連日の雨でしたが、日付が変わってやっと止んだようです。台風は本土から遠ざかりつつありますが、伊豆諸島で大きな災害が無いことを願います。
この週末の遠出を予定されていた方は本当に残念でした。GOTOキャンペーンの成果がどれくらいなのか知りたかったです。ただこのキャンペーン、以前にも指摘した通り、高級ホテルから予約が埋まる傾向にあり、零細の旅館に恩恵が少なくて、今後の倒産も急増しそうです。
飲食の方は、GOTOイートですが、「トリキの錬金術」が問題になっています。拙速な企画ですから粗も目立ちます。本当のところは、一括して考えるならば消費税の減税をすれば単純に皆が助かりますが、、、それはしませんね。
総裁選の時に、将来の消費増税を問われて、岸田さんや石破さんが△でしたが、菅さんは○のパドルを挙げました。うっかり正直な思いが出た訳です。もちろん当面は増税しないと弁明しましたが、社会保障費の増加などを理由に消費税を増税することは既定路線であると見て良い訳です。
既にIMFからは15%にするように提言されています。IMFには財務省からの出向がいますから、増税派は抜かりなく外圧があるていを演出しているのでしょう。
ところでこの10年、消費税廃止を念頭にして政治を見てきましたが、それはもう止めることにしました。それは、IMFどころかもっと上の次元で、消費税を推進する流れがあることを感じたからです。日本だけで済む話では無かったのだと感じたからです。
日本の慣習を考えた時には、国民の肌感にそぐわない税制だという直感もあり、最初の3%からずっと反対でした。しかしながらIT技術の発達とともに未来の統治が具体的に見え出したことで、今日まで用意周到に準備されてきた流れであったと遅まきながら気づいた訳です。
陰謀論でもなんでもありません。振り返れば、数々の痕跡を残しており、目に見えるところで着々と進められてきたと思います。ただし必ずしもそれらが成就するかは分かりません。