あやしげな5類
大寒波が到来しているということで、昨夕の激しい北風と今朝の氷点下で何もが冷え切っています。しかしながら、帳場にいると床からの冷え込みがありますが、過去にはもっと震えた日があったと記憶しています。しかしこの凍てつく寒さですから、商店街の人通りは疎らです。
さてこの季節は、WEFのダボス会議、先日閉幕した模様ですが、取り立てて目新しい話は出ていないように感じます。何しろ世界のたった1%の者が、世界の富の8割以上を所有しているというなかで、その超絶富裕層たちの指針が示されるのですから今日び、注目せざるを得ないのですが、今回はだいぶ大人しい様です。主催するクラウス・シュワブ氏やトルドー加大統領ら左派若手リーダー達が欠席したことを理由にあげる解説者もいます。
それでも極東問題はテーマのひとつの様ですから、台中問題をめぐる話し合いもあったことでしょう。そしておそらくは今年2023年は世界の耳目はウクライナから台湾に移るものと予想されます。それを直観させる直近のニュースは、新型コロナウイルスを2類相当から5類へ引き下げるという話が政府から出たことです。まあこれも訳の分からないことで、指定そのものを無くすのが本来でしょうが、製薬利権は継続しつつ戦時体制に移行するのかなと邪推してしまいます。
とにかくグレートリセットの前哨戦として、戦争を起こして世の中をぐちゃぐちゃに破壊しつつ大儲けしたい人々がいることはウクライナを見ても明らかです。なにも中共はわざわざ戦わずとも香港のように台湾を手中にすることは可能だと思われるのに、これまでナンシー・ペロシを訪台させたりと米国から刺激している節もあります。
くわえて危機感を煽られた日本では、軍拡世論が形成され3年先5年先のミサイル配備が俎上にあがる始末です。本気で有事に備えるならば、直ちに極超音速ミサイルや核弾頭の配備が本筋なのですが、3年5年と中共に時間を与えることはかえって開戦を促す結果になるでしょう。おそらくこの辺の機微は唯一、故安倍元首相ならばギリギリで差配されたと思いますが、現政権ではまるっきり言いなりになって騙されるのがオチでしょう。
台湾の価値は半導体に依拠するのでしょうが、TSMCは既に中共の手中でしょうし、もっと言えば出資している元を辿れば必ず国際金融資本になる世界企業TSMCでしょう。マクロの視点からは台湾問題なんてこれまた茶番でしょう。台湾軍に米特殊部隊が教育に加わっていると言いますが、それ以前に台湾軍は人民解放軍と多くの点で同体でしたし、そもそも在台中国人数十万人にゲリラ作戦を与えれば立ちどころに混乱します。
いま日本は義侠心からあるいは、台湾有事は沖縄有事などと言って迂闊に台中米のなかに引きずり込まれたらもう、亡国でしょう。イージス艦や航空機の戦闘、あるいはミサイルばかり注目されますが、有事の際は在日中国人20万人に対して中共は総動員をかけて水源や発電所などでゲリラ作戦を展開するだろうし、航路を止めて兵糧攻めにしてくるだろうし、だからF-35を何機持っても無駄です。さらに核で狙われているのですから、本当に戦闘になれば米軍は撤退するでしょう。そして最後は日本の領土や資源を中共と米で山分けする話にすり替わっているに違いありません。と、以上は夢で見たフィクションです。個人名など実際とは無関係です。